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コラム

2021/09/01
学生と日々接する中で感じていることや思いなど、
毎年3人の東海大学の教員がそれぞれの視点からつづるリレーエッセイ。

アフターコロナの学びを考える

情報通信学部通信ネットワーク工学科 宇津圭祐 准教授


新型コロナウイルス感染症拡大が続いており、筆者が所属する通信ネットワーク工学科でも、今年度春学期の一部の授業科目をオンラインで実施してきた。今後、感染症が収束し、いわゆる「アフターコロナ時代」を迎えると、学生の学びのスタイルはどのように変わっていくのだろう。

オンライン授業の賛否についてはさまざまな意見があると思うが、特長の一つとして、学習する場所と時間の制限が軽いことが挙げられる。たとえば、録画された動画による講義であれば、学生が必要に応じて動画を巻き戻すことができ、自分のペースで学習を進めることができる。ゼミナールであれば、筆者の研究室ではビデオ会議システムを用いてプレゼンテーションやディスカッションをしたが、時間に余裕を持ってリラックスして取り組むことができたし、より活発な議論ができたように感じている。

アフターコロナ時代の学生の学びのスタイルについて、従来の対面授業中心のスタイルから、社会や学生を取り巻く状況に応じて多様化すると予想している。これに対応するため、オンライン授業のノウハウについては普段の授業においても取り入れていくべきであろう。再び何らかの感染症の流行によって授業実施が難しくなるかもしれないし、災害の発生により授業への出席が困難になるかもしれない。この場合は、動画のオンライン配信、あるいはネット会議による遠隔での授業参加が解決策になるだろう。

また今後、個人のノートPCやタブレット端末を教室などに持参して使用する、企業で言うところのB Y O D(Bring Your Own Device)のようなスタイルが主流となることも考えられる。場所・時間に縛られることなく学習に取り組むことができるため、教室での授業時間以外の活動機会を充実させることがより重要となる。オンライン授業のコンテンツもさらに生かせるようになるだろう。

アフターコロナ時代の学びのスタイルの多様化に対応する、時代に合った学びの方法を模索していきたい。(筆者は毎号交代します)

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