share

スポーツ

2023/07/01

【静岡キャンパス】来春に女子硬式野球部創設へ

プロや指導者目指す学生を育てる

野球を続けたい女子学生の受け皿に――静岡キャンパスが6月6日に静岡市産学交流センター「B-nest」で、女子硬式野球部創設に関する記者会見を実施した。内田晴久静岡キャンパス長、同部部長就任予定の加藤和美准教授(海洋学部)、監督就任予定の弓桁義雄教諭(付属静岡翔洋高校中等部)が登壇し、創設の経緯や今後の意気込みを語った。

 

記者会見に登壇した内田キャンパス長

(中央)、加藤准教授(左)、弓桁教諭

近年、女子野球選手がプロ、高校球界を中心に活躍の場を広げているが、全日本大学女子硬式野球連盟加盟校は13大学にとどまり、大学進学後に競技を続けられる環境は十分とは言えない状況となっている。そんな中、創部4年目を迎える静岡キャンパス内の静岡翔洋高女子硬式野球部にも、大学進学後も競技継続を希望する部員が複数いるといった背景から、来年4月の創部が決まった。

 

静岡翔洋高女子野球部の監督も務める弓桁教諭は、「部員3人で発足したチームに、今では81人が所属し、全国でも屈指の人数を誇るまでに成長しました。当初の想像をはるかに超え、こんなにも野球をやりたい生徒がいるんだと感じています」と語る。内田キャンパス長は、「学生たちが主体的に取り組み、多様な経験を積むことは、社会に出て活躍していくうえで役に立つものです。野球をやりたいという女子学生が静岡で大いに活躍し、地域活性化の面でも役割を果たしてくれると期待しています」と創設の経緯を語った。

 

「来年度、11人の部員がそろえば全日本大学女子選手権大会への出場が可能になります。経験者だけでなく未経験者も含めて広く募集し、高校同様、"笑顔で日本一"を目標に文武両道で頑張っていきます」と弓桁教諭。「プロや指導者を目指す学生を育てるとともに、野球を通して社会で活躍できる人材を育成していきたい」と意気込み、加藤准教授は、「英語教員として勉学の面でもサポートし、文武両面で支えていく」と続けた。

 

進学を希望している静岡翔洋高女子野球部の部員たちは、「高校に続いて弓桁監督の指導を受けられるのはうれしい」「地域マネジメントに興味があり、野球部の活動と勉強を両立できる環境はとても楽しみ」と口々に話していた。

 

【Key word】女子硬式野球

ルールや使用球は男子と同様で、7回制で争われる。全国高校女子硬式野球連盟加盟校は昨年度時点で43校まで増加。2年前から夏の全国高校女子選手権大会決勝は阪神甲子園球場で行われており、今夏は過去最多の58チームが出場する。プロ球界では埼玉西武ライオンズ、阪神タイガース、読売ジャイアンツが女子チームを創設するなど、活躍の場が広がっている。

スポーツ記事一覧

2024/10/01

【駅伝チーム】箱根駅伝予選会迫る

2024/09/01

【パリ五輪】 柔道・村尾選手が2つの銀メダル

2024/09/01

【静岡キャンパス】熱いプレーと笑顔あふれた3日間

2024/09/01

【デフバレー世界選手権】東海大から2選手が代表入り

2024/09/01

5度目の挑戦で念願のプロ合格

2024/09/01

【北九州インターハイ】付属校アスリートが躍動

2024/09/01

【相模高野球部】9年ぶりベスト8

2024/08/01

【大阪仰星高野球部】ラグビー部の声援も力に

2024/08/01

【相模高野球部】5年ぶり夏の甲子園へ

2024/08/01

【日本陸上競技選手権大会】男子1500mで表彰台独占

2024/08/01

【ボウリング部】全国上位入賞を目指す

2024/08/01

【ライフセービングクラブ】2選手が世界選手権へ

2024/07/01

湘南男女が同時優勝を果たす

2024/07/01

【パリ五輪】日本の「お家芸」支える東海魂

2024/07/01

【熊本柔道部女子】二部(3人制)準V “最後の全日本”で王座奪還へ

2024/07/01

【駅伝チーム】選考会をトップ通過

2024/07/01

【熊本硬式野球部】最後まで諦めず神宮で善戦

2024/07/01

【熊本準硬式野球部】34年ぶりの全国決める

2024/06/01

7年ぶりの全日本出場決定

2024/06/01

【陸上競技部】関東インカレで好成績

2024/06/01

【熊本ゴルフ部】男女で春季リーグ戦制覇

2024/06/01

【静岡キャンパス女子硬式野球部】公式戦初陣に臨む

2024/05/01

【全日本選抜体重別選手権】太田選手が連覇を達成

2024/05/01

【静岡キャンパス】女子硬式野球部が創部

2024/05/01

【静岡翔洋高女子野球部】激戦勝ち上がり選抜準V

2024/05/01

皇后盃で児玉選手が準優勝

2024/05/01

フランス柔道連盟に協力

2024/05/01

FC町田ゼルビアに入団内定

2024/04/01

【ライフセービング】2年ぶりに年間王者を奪還

2024/04/01

【福岡高】7年ぶりの選抜出場

2024/04/01

“最後のノック”で教え子にエール

2024/04/01

【春の注目★】自慢の直球を武器にチームを全国へ

2024/04/01

【春の注目★】充実の練習環境でプロ目指す

2024/03/01

【ライフセービング】プールインカレ女子総合で3連覇

2024/03/01

【スキー部】インカレで渡邉選手が2冠

2024/03/01

【駅伝チーム】新年度に向け走り込み

2024/03/01

【福岡高野球部】“全員レギュラー”掲げ切磋琢

2024/02/01

【福岡高】7年ぶり3度目の春切符

2024/02/01

リーグ5位からインカレ準V

2024/02/01

【陸上競技部駅伝チーム】シード権まで70秒に迫る

2024/02/01

【相模高】女子駅伝チームが初の都大路に

2024/01/01

【柔道・グランドスラム東京】

2024/01/01

【バレーボール】女子が全日本インカレ準優勝

2024/01/01

【陸上競技部駅伝チーム】シード権奪還に手応え

2023/12/01

経験豊富な“4年生トリオ”を中心に

2023/12/01

【駅伝チーム】主力を欠くも全日本9位

2023/12/01

【ラグビー部】関東リーグ最多6連覇

2023/11/01

【女子柔道部】込山選手が個人戦初優勝

2023/11/01

【女子柔道部】全日本学生体重別団体を連覇

2023/11/01

【ライフセービングクラブ】男子総合V 女子総合準V