share

スポーツ

2025/05/01

【柔道・全日本選抜体重別選手権大会】新井選手・太田選手がタイトル獲得

世界選手権代表に6選手が選出

 

4月5、6日に福岡国際センターで、柔道の全日本選抜体重別選手権大会が行われた。6月にハンガリーで行われる世界選手権大会の最終選考会となる大会に、男女柔道部の6選手と卒業生12選手が出場。男子100キロ級で新井道大選手(体育学部3年)が初優勝、男子100キロ超級で太田彪雅選手(体育学部2019年度卒・旭化成)が3連覇を達成した。

 

選抜初Vの新井選手 力を証明する大会に

決勝で一本勝ちし、3度目の出場で初の頂点

に立った新井選手

新井選手は、初戦から昨年度の同大会決勝で敗れた増山香補選手(パーク24)と対戦。相手の猛攻を受けて序盤は流れを渡したが、ゴールデンスコア方式の延長戦に入ってからは新井選手がペースを握り、延長3分48秒に相手の「指導3」で反則負けが宣告された。続く準決勝では、畠山竜弥選手(京葉ガス)に払い巻き込みで技ありを奪って優勢勝ち。決勝は、増地遼汰朗選手(体育学部23年度卒・同)との同門対決となり、「練習で何度も投げられていたので、なんとしても勝たないといけない」と畳に上がった。延長戦までもつれたが、延長1分10秒に新井選手が内股で一本勝ちし、初の頂点に立った。

 

昨年5月の世界選手権大会と12月のグランドスラム(GS)東京で3位、2月のGSバクーで優勝するなど、国際大会でも男子100キロ級の第一線で活躍する新井選手。「今大会の2週間前に体調を崩し、絶不調の中でどのように勝つかが大事だと考えていた。今回の優勝で、自分の力を証明できたと思う」と笑顔を見せた。

 

全試合同門対決制し 太田選手が3連覇

太田選手は、果敢に技をかける攻めの柔道で

勝ち抜いた

太田選手は、今大会の3試合全てで東海大学出身の選手と対戦。初戦は影浦心選手(同17年度卒・日本中央競馬会)から延長4分29秒に背負い投げで技ありを奪って優勢勝ちし、続く準決勝は王子谷剛志選手(同14年度卒・旭化成)に横四方固めで一本勝ちした。

 

中村雄太選手(同24年度卒・同)との決勝は、互いに決め手を欠き「指導2」の状態で延長戦までもつれた。それでも太田選手が連続で技を繰り出し、中村選手に「指導3」が与えられ、3連覇を決めた。「お互いの手の内が分かった状態で、厳しい戦いの連続だったが、これまでの研究など準備が生きた。課題も見つかったが、“何がなんでも優勝する”という思いで臨んだので、3連覇できてよかった」と話した。

 

大会後、全日本柔道連盟が6月の世界選手権大会の日本代表を発表。新井選手と太田選手の2年連続となる世界選手権出場が決定した。ほかにも、卒業生で男子60キロ級の永山竜樹選手(同18年度卒・パーク24)、男子90キロ級の村尾三四郎選手(同22年度卒・ジャパンエレベーターサービス)、女子78キロ級の池田紅選手(同23年度卒・コマツ)が選出され、男女混合団体戦には女子70キロ超級の本田万結選手(体育学部3年)も選ばれた。

スポーツ記事一覧

2025/05/01

【柔道・皇后盃】田中選手が初制覇

2025/05/01

【相模中】マガジン杯で2年ぶりの優勝

2025/04/01

【スキー部】インカレで各選手が好成績

2025/04/01

【柔道・高校選手権】男子73キロ級・三ツ石選手が準優勝

2025/04/01

【居合道部】創部50周年を祝う

2025/04/01

【部活探訪】湘南キャンパスゴルフ部

2025/03/01

【札幌高野球部】"想像力"で冬を乗り切る

2025/03/01

【ライフセービングクラブ】待井選手・小久保選手が個人種目全制覇

2025/03/01

【柔道・グランドスラム】世界選手権へ弾みをつける

2025/03/01

【硬式野球部】創部60周年の節目を迎え

2025/02/01

【札幌高野球部】 10年ぶり選抜甲子園出場決定

2025/02/01

【相模高】 高校サッカー界に旋風

2025/02/01

【ボディビル部】 沢井選手

2025/02/01

【大阪仰星高】3年ぶりの決勝進出

2025/02/01

【駅伝チーム】 来年度に向け早くも始動

2025/01/01

【柔道・グランドスラム東京】 本田選手・池田選手が大会初V

2025/01/01

【湘南バスケ部】 試合後半に驚異の粘り

2025/01/01

【湘南キャンパス】結果報告・インカレ応援壮行会を初開催

2024/12/01

【女子サッカー部】創部14年目で悲願達成

2024/12/01

【野球】ドラフト会議で3選手に指名

2024/12/01

【Column】マスターズ甲子園に初出場

2024/12/01

【女子ハンド部】持ち味発揮しインカレベスト4

2024/12/01

【サーフィンサークルCORE】秋季全日本学生選手権大会

2024/12/01

【駅伝チーム】全日本大学駅伝15位

2024/11/01

【男女柔道部】体重別団体で2度目の男女同時V

2024/11/01

柔道部から初の力士に

2024/11/01

選手を襲った暑さと重圧

2024/11/01

オイレス工業とスポンサー契約

2024/10/01

【駅伝チーム】箱根駅伝予選会迫る

2024/10/01

【菅生中ソフトボールクラブ】“選手主体”の高いチームワーク誇る

2024/10/01

【陸上競技部】日本インカレで頂点に

2024/10/01

【パリパラリンピック女子マラソン】ガイドランナー・志田さん

2024/10/01

【伊勢原柔道部】医学部アスリート

2024/09/01

【パリ五輪】 柔道・村尾選手が2つの銀メダル

2024/09/01

【静岡キャンパス】熱いプレーと笑顔あふれた3日間

2024/09/01

【デフバレー世界選手権】東海大から2選手が代表入り

2024/09/01

5度目の挑戦で念願のプロ合格

2024/09/01

【北九州インターハイ】付属校アスリートが躍動

2024/09/01

【相模高野球部】9年ぶりベスト8

2024/08/01

【大阪仰星高野球部】ラグビー部の声援も力に

2024/08/01

【相模高野球部】5年ぶり夏の甲子園へ

2024/08/01

【日本陸上競技選手権大会】男子1500mで表彰台独占

2024/08/01

【ボウリング部】全国上位入賞を目指す

2024/08/01

【ライフセービングクラブ】2選手が世界選手権へ

2024/07/01

湘南男女が同時優勝を果たす

2024/07/01

【パリ五輪】日本の「お家芸」支える東海魂

2024/07/01

【熊本柔道部女子】二部(3人制)準V “最後の全日本”で王座奪還へ

2024/07/01

【駅伝チーム】選考会をトップ通過

2024/07/01

【熊本硬式野球部】最後まで諦めず神宮で善戦

2024/07/01

【熊本準硬式野球部】34年ぶりの全国決める