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スポーツ

2025/09/01

【全国中学校・高校ダンスドリル選手権大会】各付属校が大舞台で好成績

静岡翔洋中が文部科学大臣賞に輝く

 

全国中学校ダンスドリル選手権大会が7月25日に、東京都・駒沢オリンピック公園総合運動場屋内球技場で開かれ、付属静岡翔洋高校中等部チア&ダンス部が2部門で優勝し文部科学大臣賞に選出。HIP HOP女子部門Small編成では付属高輪台高校中等部ダンス部が初優勝に輝いた。8月11日から13日まで京王アリーナTOKYOで開かれた全国高校選手権大会でも、各付属校が好成績を収めた。

2016年度以来9年ぶりに団体総合優勝を果たした静岡翔洋中。DRILL POM部門で一糸乱れぬパフォーマンスを見せた

【静岡翔洋中】観客を楽しませ総合V

SONG/POM部門Small編成とDRILL POM部門で優勝した静岡翔洋中は、練習で基本動作を徹底してきた。杉山心美主将(3年)は、「入学後にチアダンスを始める選手が多いので、アームモーションなど基本動作をそろえることに注力しました」と話す。

 

今大会出場チームで唯一、静岡翔洋中だけがエントリーしたDRILLPOM部門では、キャラクター「ドナルドダック」をテーマに演技。黄色と青色のポンを手に、息の合った演技を披露した。その結果、81.17点をマーク。SONG/POM 部門でも頂点に輝いた。

 

各部門で1位となったチームの得点で順位が決まる団体総合では、DRILL POM部門の得点が採用され、2016年度以来の団体総合優勝、文部科学大臣賞に選ばれた。

 

望月直巳監督(静岡翔洋高教諭) は、「中学生が80点台を出すことはなかなかない。生徒たちが頑張った証拠」と話した。杉山主将は、「観客を楽しませる演技ができました。団体総合が取れると思っていなかったので、本当にうれしかった」と笑顔を見せた。

 

【高輪台中】“強い女性”テーマに躍動

今大会の公式テーマは「今だ、青春博!ダンスが好きだ!ダンスダンスダンス」。全国公募から高輪台中ダンス部の佐藤朱莉さん(3年)の案が採用された。

 

創部5年目で初優勝

5月に行われた地区大会総合開会式で表彰され、「25周年を迎える本大会に参加されてきた方々の思いや、ダンスが好きな自分の気持ちを言葉にしました。皆さんたくさん練習してきたと思うので、最後の一本を最高の演技にしてください」とあいさつ。その後高輪台中は予選を通過し、3年生8人で全国へと駒を進めた。

 

今年は“強い女性”をイメージした演目を構成。スーツ風の衣装でクールな雰囲気をまとい、両手で床を支えながら全身を浮かせて回転させるブレイクダンスの技「スワイプス」を曲のヤマ場に取り入れ会場を盛り上げた。

 

部長の長縄海夕さん(同)は、「本番は楽しみながら全員でミスなく踊ることができ、結果発表の瞬間は夢を見ているようでした」と、初優勝の喜びを語った。

 

【静岡翔洋高】高難易度の技で連覇

付属静岡翔洋高校チア&ダンス部が全国高校選手権で、SONG/POM部門Medium編成とDRILL POM部門Large編成の優勝に輝いた。団体総合では3位となった。

 

SONG/POM部門Medium編成で連覇

昨年度に続く連覇を果たしたSONG/POM部門では、3月の「USANationals」で優勝した演技を披露。空中で体を横にひねりターンをする「スパイダーマン」や、片足を軸にターンしながら足を開閉する「グランフェッテ」など、高難易度の技を連発した。

 

池田百美主将(3年)は、「昨年度は先輩方を中心とした演目だったので、今年度も披露するために先輩が担っていたパートを現メンバーで割り振りし直しました。爪先など細部の動きまでそろうよう、練習から声をかけ合ってきました」と振り返り、「連覇へのプレッシャーもありましたが、目標を達成できてホッとした」と話した。

 

DRILL POM部門でもV

また、「レストラン」をイメージした振り付けで挑んだDRILL POM部門でも優勝。2部門の頂点に立った。望月監督は、「各部門の優勝チームは表彰式後に再演技の機会が与えられますが、2部門で再演技をしたのは今回が初めて。生徒たちの姿が誇らしかった」とたたえた。

 

なお、付属札幌高校ダンス部がHIP HOP男女混成部門Medium編成で、高輪台高ダンス部が同部門Large編成で3位に入った。

 

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