スポーツ
2022/10/01湘南校舎の陸上競技部中距離チームが8月15日から9月7日に、長野県小諸市で日本インカレに向けた合宿を行った。
同市は、標高約2000メートルの高地に宿泊施設やトレーニング環境を備えているほか、「高地トレーニング推進協議会」を立ち上げて練習環境の整備を進めている。2019年度には東海大学スポーツ医科学研究所と連携協定を締結。合宿では選手たちが同市から強力なバックアップを受けた。
期間中には、練習場所の提供や宿泊費の補助、5回にわたる血液検査が無償で行われた。血液の分析データはすぐにチームに伝えられ、丹治史弥コーチ(スポーツ医科学研究所、体育学部助教)は、「酸素運搬能力の指標となるヘモグロビン値の上昇量を把握することで、選手たちの成長を可視化できます。また、筋損傷率を示すクレアチンキナーゼ値も測れるので、トレーニング内容を決める参考にもなります」と語る。
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