スポーツ
2022/07/01湘南校舎で活動する男女バレーボール部が4月上旬から6月中旬にかけて開催された関東大学春季リーグ戦に出場。女子が12戦全勝で2019年度秋季以来、男子が11勝1敗で17年度秋以来となる頂点に立ち、11年度秋以来の男女W優勝を成し遂げた。
【女子】昨季の勢い続く 12戦全勝Ⅴ
中川選手は主将、セッターとしてチームを牽引
昨年度は全日本大学選手権大会（全日本インカレ）で6年ぶり8度目の大学日本一になった女子バレーボール部。多くの主力が残る今年度に向けて中川つかさ主将（体育学部4年）は、「春秋の関東大学リーグ戦、東日本大学選手権大会（東日本インカレ）、全日本インカレの4冠が目標」と力強く話していた。
リーグ戦では開幕から5連勝。期間中の4月30日から5月5日には、実業団チームも参戦する黒鷲旗全日本選抜大会で大学勢初のベスト4にも入った。「リーグ戦やインカレでは絶対に負けたくないと気持ちが新たになった」と中川選手。リーグ戦再開後も圧倒的な強さで全勝優勝を決めた。藤井壮浩監督（体育学部教授）は、「1年生も大学の雰囲気に慣れてさらに力をつけている。選手層を厚くしながら全日本インカレに向けて成長を続けてほしい」と話した。
【男子】「勝負の年」まず1冠 大学日本一へ好発進
樋内選手はチームの得点源として活躍
今年度は、セッターとしてチームをまとめる山本龍主将（体育学部4年）や2メートルをこえる身長が武器の佐藤駿一郎選手（同）、得点源として活躍する樋内竜也選手（同）ら1年時からスタメンを担ってきた選手が大学ラストイヤーを迎えた。小澤翔監督（体育学部助教）は、「勝負の1年になるので、開幕前から常に大学日本一を選手たちに意識させてきました」と語る。
リーグ開幕戦となる筑波大学戦ではフルセットの末に敗れるも、その後は連勝。樋内選手は、「2戦目の日本体育大学戦では初戦同様にフルセットとなったが、しっかりと勝ちきれた。この勝利でチーム全体が波に乗れた」と振り返る。
17年度秋以来のリーグ戦優勝に、小澤監督は「チームとしての完成度はまだ6割程度。選手のポテンシャルは本当に高い」と手応えを口にする。樋内選手も「優勝した喜びよりも1敗した悔しさが残っている。大学日本一に向けてさらに力をつけたい」と抱負を語っている。
【速報】東日本インカレもW制覇 4冠に向けて快進撃続く
男女バレー部はリーグ戦の勢いそのままに、6月22日から25日まで墨田区総合体育館や小田原アリーナなどで開催された東日本インカレでも優勝を果たした。
女子部は決勝で東京女子体育大学をストレートで下して11年ぶり8度目の頂点に立った。男子部は春季リーグで唯一敗れた筑波大を3―0で破り、リベンジを果たすとともに、同大会12年ぶり10度目の優勝を決めた。【詳報次号】
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