研究
2024/11/01
医学部医学科の中川草准教授(基礎医学系分子生命科学領域)と大学院医学研究科医科学専攻2年生の大谷内梨聖さんらの新型コロナウイルス感染症に関する論文がこのほど、日本遺伝学会「GGS賞」を受賞した。
同学会誌『Genes &Genetic Systems』に掲載された論文の中から、毎年、優れた数編に贈られるもの。
中川准教授は国立遺伝学研究所の研究者らと、ウイルス情報データベース「GISAID」に登録された新型コロナウイルスのゲノム配列などを詳細に解析。国内で流行した第2波から5波の祖先となった遺伝子配列(ハプロタイプ)を同定した。
さらに、ゲノムの変異を基にハプロタイプを分類。各タイプが発見された時期や場所をWEBで閲覧できるプラットフォーム「SARS-CoV-2HaploGraph」を開発し、一般公開した。
この成果は、新型コロナの国内における流行動態を明らかにするとともに、今後のウイルス感染症対策にも寄与するとして高く評価された。
大谷内さんは、「未知の感染症の原因ウイルスの研究に携われたことは貴重な経験」とコメント。中川准教授は、「“自分たちがやらなければ”という強い思いを持ち、チームで研究に取り組みました。日本国内におけるウイルスのゲノム情報が、きわめて高精度かつ網羅的に利用できるからこそ可能になった解析であり、関係者に感謝します」と語った。
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