スポーツ
2024/09/01日本一の富士山が見える静岡で、女子野球選手に実戦と交流の場を――静岡キャンパスが主催する「第1回全国女子硬式野球静岡交歓会 富士山大会」が、8月13日から15日まで静岡市内5会場で開かれた。大学・高校合わせて全国から10校が参加し、3日間で28試合が行われた。
「楽しそうにプレーする女子野球の魅力を、ゆくゆくは地域の方々にも感じてもらいたい」。中心となって企画した静岡キャンパスと付属静岡翔洋高校の女子硬式野球部を指揮する弓桁義雄監督(静岡翔洋高中等部教諭)は、そう青写真を描く。
高校の女子野球部は年々増加傾向にあり、競技人口も増えているが、女子チーム同士で試合を組める機会は多くはない。高校生以上になると実力差が比較的少ないこともあり、年代カテゴリーの垣根を超えて試合ができるため、実戦の場を増やそうと大学や高校が主催する大会が各地で開かれている。 「今年度、静岡キャンパスに女子硬式野球部を創部するにあたり、全日本女子野球連盟の山田博子会長から“日本一の富士山が見える静岡で大会を開いてほしい”というお話をいただいていました」と弓桁監督は振り返る。静岡翔洋中の野球部を指揮していたころ、多いときには120チームが参加する中学軟式野球の交歓会を運営してきたノウハウを生かし、高校・大学ともに翌週に大会を控えるこの時期の開催を実現させた。
各日3会場で3、4試合ずつ行われ、グラウンドには熱いプレーと笑顔があふれた。最終日は2試合連続で戦い「さすがに疲れました」と笑った静岡キャンパスの鈴木はな主将(人文学部1年)は、「声をかけ合い、最後はいい雰囲気で戦えました。マシンを使った打撃練習はしていますが、実戦で投手の生きた球を打てるのは貴重な経験」と充実の表情を見せていた。
試合の中で多くの収穫 成長糧に日本一狙う
今春の全国高校選抜大会で準優勝、夏の全国高校選手権大会ではベスト4になった静岡翔洋高は3チームを編成し、試合経験の少ない選手も多く出場した。タイムリーも打ったルーキーの平野優花選手は、「その場の状況判断など、試合の中だから分かるものはたくさんある」と収穫を得た様子。エースの垣崎瑠依選手(2年)は3日連続で先発し、「選手権から不調でしたが、今大会の3日目は変化球を多くして三振も取れました。守備も打撃もレベルアップして、次こそ日本一になりたい」と先を見据えた。 福井工業大学の新井純子監督からは、「大会という目標ができると選手たちのモチベーションが上がり、練習に取り組む姿勢も変わります。これを機に各チームとも交流を深めていきたい」との声も寄せられた。女子野球界の発展へ、大会の歴史を刻んでいく。
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