研究
2022/08/01医学部医学科の伊苅裕二教授(医学部付属病院循環器内科診療科長)がこのほど、「心血管治療用ガイディングカテーテルの開発」で、「令和4年度 科学技術部門の文部科学大臣表彰 科学技術賞(開発部門)」を受賞した。
科学技術に関する研究開発、理解増進等において顕著な成果を収めた者に贈られる賞。伊苅教授が理事長を務める日本心血管インターベンション治療学会の推薦を受け、4月8日に発表された。
心筋梗塞などの治療法である経皮的冠動脈インターベンション(PCI)は、脚の付け根の大腿動脈や手首の橈とう骨こつ動脈から心臓までカテーテル(管)を通し、狭窄した冠動脈を広げる術式。大腿動脈からの挿入は大量出血しやすく、橈骨動脈からの挿入は出血は少ないが、従来のガイディングカテーテルでは形状が合わず、施術が難しいという問題があった。
そこで伊苅教授は、橈骨動脈アプローチ専用のガイディングカテーテル「IKARI curve( イカリ・カーブ)」を1995年に考案。世界中で用いられるようになり、PCIの成功率向上や治療時間の短縮など、医療の改善に大きく貢献した。
伊苅教授は、「PCIによる出血合併症で苦しむ患者さんの声を真摯に受け止め、開発に挑みました。今後も若手の育成に尽力するとともに、医療や医学を通じてさらに社会に貢献できるよう努めていきます」と語った。
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