share

スポーツ

2022/06/01

【デフリンピック】水泳・茨選手が7つのメダル

過酷な状況下でも力を発揮

自身最多の7つのメダルを獲得した茨選手

5月1日から15日までブラジルで開催された夏季デフリンピック競技大会で、水泳部出身の茨隆太郎選手(大学院体育学研究科2017年度修了・SMBC日興証券)が金メダル4個、銀メダル3個に輝いた。

 

デフリンピックは4年に1度、世界規模で行われる聴覚障がい者の総合スポーツ競技大会。今大会はコロナ禍で昨年12月から半年延期されたが、過去3大会連続でメダルを獲得している茨選手は拠点の湘南校舎で黙々と練習に励み、「1月に200m個人メドレーの自己ベストも更新できた」とプラスに変えた。

 

水泳初日の男子50mバタフライ、4×100mフリーリレーの銀メダルに始まり、400mと200mの個人メドレー、100mバタフライ、200m自由形と連日の金メダルラッシュ。4×100mメドレーリレーも銀となった。

 

ホテルから競技会場までバスで1時間ほどかかり、コロナ対策で試合以外は外出禁止。厳しい環境下で予選・決勝と1日4レースをこなす日もあった。「目標の金メダルを手にするためには前半は抑えて後半に追い上げる泳ぎを徹底したほうがよいと現地に入ってからプランを変えました。得意の個人メドレーもベストには届きませんでしたが、高校生以来の金メダルを取れてうれしい」

 

新型コロナで無念の辞退 未来につながる活動を

しかし、水泳の日本選手団にコロナの陽性者が確認されたことを受け、8日以降の種目を辞退。その後、複数競技でも陽性者が確認され、感染源は各競技会場にある可能性が高いとの判断から日本代表は11日以降の全試合を辞退した。

 

茨選手はこれまで、講演会を開くなどデフリンピックの普及に取り組み、次回大会の東京招致にも協力。実績からも「ミスターデフリンピック」と評価され、日本選手団の主将として臨んだ大会だった。「競技途中や出場できずに終えた選手を思うと非常に複雑な気持ちです。未来の子どもたちが同じ思いをすることがないよう、今大会で見つかった課題を洗い直し、自分にできることを考えたい」と語った。

 

なお、今大会ではバドミントンの太田歩選手(体育学部2013年度卒)が団体戦で日本初の銀メダルに貢献。男子ダブルスと、中田美緒選手(体育学部4年)が出場した女子バレーボールは準決勝で辞退し4位、陸上競技の山中孝一郎選手(工学部03年度卒)は男子1万mで10位、男子マラソンは辞退となった。

スポーツ記事一覧

2024/04/01

【ライフセービング】2年ぶりに年間王者を奪還

2024/04/01

【福岡高】7年ぶりの選抜出場

2024/04/01

“最後のノック”で教え子にエール

2024/04/01

【春の注目★】自慢の直球を武器にチームを全国へ

2024/04/01

【春の注目★】充実の練習環境でプロ目指す

2024/03/01

【ライフセービング】プールインカレ女子総合で3連覇

2024/03/01

【スキー部】インカレで渡邉選手が2冠

2024/03/01

【駅伝チーム】新年度に向け走り込み

2024/03/01

【福岡高野球部】“全員レギュラー”掲げ切磋琢

2024/02/01

【福岡高】7年ぶり3度目の春切符

2024/02/01

リーグ5位からインカレ準V

2024/02/01

【陸上競技部駅伝チーム】シード権まで70秒に迫る

2024/02/01

【相模高】女子駅伝チームが初の都大路に

2024/01/01

【柔道・グランドスラム東京】

2024/01/01

【バレーボール】女子が全日本インカレ準優勝

2024/01/01

【陸上競技部駅伝チーム】シード権奪還に手応え

2023/12/01

経験豊富な“4年生トリオ”を中心に

2023/12/01

【駅伝チーム】主力を欠くも全日本9位

2023/12/01

【ラグビー部】関東リーグ最多6連覇

2023/11/01

【女子柔道部】込山選手が個人戦初優勝

2023/11/01

【女子柔道部】全日本学生体重別団体を連覇

2023/11/01

【ライフセービングクラブ】男子総合V 女子総合準V

2023/11/01

【ボディビル部】フィジーク部門で初の大学日本一

2023/11/01

【ラート部】インカレで好成績

2023/11/01

【プロ野球ドラフト会議】付属高2選手に指名

2023/11/01

箱根駅伝予選会を10位で通過

2023/10/31

Judo and the Bridges Between Cultures in the Vision of Matsumae Sensei

2023/10/01

【陸上競技部駅伝チーム】箱根駅伝予選会間もなく

2023/10/01

【日本インカレ】3年連続4度目の優勝

2023/10/01

【ボディビル部】川中選手がオールジャパンで優勝

2023/10/01

【海洋部】ヨット競技学生大会を連覇

2023/10/01

【相模中柔道部】創部史上初の3冠達成

2023/10/01

【静岡翔洋中野球部】投打がかみあい29年ぶりの栄冠

2023/10/01

【大阪仰星高柔道部】オール一本勝ちで春夏連覇

2023/09/01

夏の全国大会優勝

2023/09/01

全国の舞台で13年ぶりの決勝進出

2023/09/01

全国高校選手権で初優勝

2023/09/01

藤井選手が大宮アルディージャに内定

2023/09/01

在学生・卒業生がメダルラッシュ

2023/09/01

【柔道】パリ五輪日本代表に内定!

2023/09/01

【駅伝チーム】「些細な取り組み」が

2023/09/01

手塚選手「エースの意地」見せ

2023/09/01

柔道男子81キロ級で大阪仰星高・仁保選手Ⅴ

2023/08/01

【熊本星翔高&甲府高】甲子園出場決定!

2023/08/01

【熊本・柔道部女子】パワーと柔らかさ身につけ

2023/08/01

【チアリーディング部FINE】8月のJAPAN CUP出場へ

2023/08/01

【湘南・男子柔道部】無差別団体で準優勝

2023/07/01

【速報】熊本・柔道部女子 全日本学生3人制初V

2023/07/01

【静岡キャンパス】来春に女子硬式野球部創設へ

2023/07/01

戦力充実で上位進出に手応え