スポーツ
2022/02/01目指すはパリ五輪金メダル
体重無差別で争う柔道の全日本選手権大会が、昨年12月26日に東京都・講道館で開かれた。2大会連続で太田彪雅選手(2019年度体育学部卒・旭化成)と羽賀龍之介選手(15年度大学院体育学研究科修了・同、男子柔道部助監督)の同門対決となった決勝は、太田選手がゴールデンスコア方式の延長戦に小外刈りで技ありを奪い、初優勝を飾った。
前回大会の決勝は、延長戦の末に羽賀選手に得意の内股を決められ一本負け。太田選手は、「ふと入った定食屋などでも名前ではなく“決勝で投げられた人“と言われ、本当に悔しかった。次は何が何でも優勝する」―そう心に誓って1年間取り組んできた。
YouTubeで羽賀選手の試合動画を次々に見て、技の出し方や組み手を研究。右組みの太田選手と左組みの羽賀選手はけんか四つになるため、「釣り手がカギ」と分析して対策を練ってきた。
今大会では初戦となった2回戦から4回戦まで一本勝ちし、やはり同門の王子谷剛志選手(14年度体育学部卒・旭化成)との準決勝では、指導3の反則勝ちで延長戦を制した。羽賀選手との決勝は、釣り手を下から持って圧力を加えていた準決勝までとは一転して上から持ち、積極的に攻める姿勢を見せる。技をかけ合った激戦は、延長6分10秒に太田選手の技ありで決着。「優勝するために頑張ってきた成果が報われた」と喜んだ。
在学中は団体戦V4 湘南拠点に練習に励む
東海大学では4年時に主将を務め、全日本学生優勝大会で4連覇を達成。「考えて柔道をすること、100人をこえる部員を率いる責任感、プレッシャーの中で勝ちきることを学んだ」
卒業後も湘南校舎を拠点とし、卒業生で旭化成所属の選手たちとともに練習に励んできた。「羽賀先輩に誘ってもらい、実業団への出稽古や合同合宿が増え、普段組まない相手とも組むことで緊張感を持って追い込んだ練習ができている」。旭化成のフィジカルコーチの指導でトレーニング量も増やし、コロナ禍で練習場所が確保できないときも走り込みなどで体力の向上を図ってきた。
兄貴分である羽賀選手に勝って手にした日本一の称号は、太田選手に大きな自信を与えた。「日本の100キロ超級のレベルは高いけれど、頭一つ抜け出してパリ五輪代表をつかみ、“太田を選んでよかった”と言われる内容で金メダルを取りたい」。一つひとつ階段を上ってきた太田選手が、世界一に向けて突き進む。
(写真上)羽賀選手との決勝を制し優勝を決めた
(写真下)ベスト8に卒業生6人が入った今大会で初優勝
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