研究
2019/05/01国内初の治験開始
医学部医学科の酒井大輔准教授(外科学系整形外科学)を中心とした研究グループが、傷んだ椎間板を再生医療で修復再生する新たな治療法を開発。5月から医学部付属病院で、腰椎椎間板変性症を原因とする腰痛患者を対象とした国内初の治験を開始する。
4月18日には東京・霞が関の東海大学校友会館で記者説明会を開き、酒井准教授が概要を紹介。同病院の渡辺雅彦病院長、治験で使用する細胞治療製品を開発しているアメリカ・ディスクジェニックス社のフラッグ・フラナガンCEOらも同席した。
椎間板の変性は脊椎に関するさまざまな疾患を引き起こし、腰痛の大きな原因となっている。この治療は、成人ドナーの椎間板由来細胞から作製した細胞治療製品「IDCT―001」を患者の椎間板に投与して修復再生を促すもの。医薬品医療機器総合機構による品質や安全性に関する審査を経て同病院の治験管理委員会で承認され、患者に対する安全性などを確認する治験(臨床第Ⅰ相、第Ⅱ相試験と継続観察試験)に臨む。
酒井准教授は、「腰痛に悩む患者さんが痛みから解放され、新たな人生を送れるよう努力したい」と意気込みを語った。
(写真)記者説明会で報道関係者の質問に答える酒井准教授(右端)
2023/02/01
【医学部医学科】「同種細胞シート」で膝軟骨を再生
2023/02/01
【研修航海】多彩な事前研修を経て
2023/01/01
高輪校舎で公開シンポジウム開催
2023/01/01
【教養学部】小田原の壁画を救おう
2023/01/01
レーザー加工のメカニズムを探る
2023/01/01
【医学部付属病院】MRIの撮像時間を半分以下に短縮
2023/01/01
【医学部医学科】多能性幹細胞利用の性差を解消
2022/12/01
【建築都市学部】山川教授の研究成果に2つの表彰
2022/12/01
【医学部医学科】中川准教授が制作に参画
2022/12/01
【医学部医学科】大動脈弁狭窄症の治療リスクを予測
2022/12/01
【医学部医学科】1滴の血液で卵巣がんを早期発見
2022/12/01
「ハダカゾウクラゲ」から新規の光反射構造を発見
2022/11/01
【第1回緒形拳アーカイブ・カフェ】
2022/11/01
【国際学部】在イラン日本国大使館から表彰
2022/11/01
【医学部医学科】細胞シートで膝を治療
2022/11/01
【医学部看護学科】
2022/11/01
【医学部医学科】幸谷教授に女性科学者賞
2022/10/01
【情報通信学部・中谷講師】脳のメカニズムに新視点
2022/10/01
【看護研究会】AIホスピタル実現を見据え
2022/10/01
【東海大学×東京都市大学】
2022/09/01
【工学部】航空宇宙工学技術を船舶に
2022/09/01
SPORTEC2022で合同企画
2022/09/01
人材育成とイノベーション創出で
2022/09/01
「熱音響冷却システム」の実証実験
2022/09/01
東伊豆・稲取漁港で多彩な企画
2022/08/01
海洋ロボティックス分野の未来を考える
2022/08/01
【医学部医学科】心血管治療用カテーテル開発で
2022/07/01
ISPRSからフェローの称号
2022/07/01
【教養学部】小田原市民会館の壁画を修復・保存
2022/06/01
【海洋学部】新種のゴカイ類を発見
2022/06/01
【教養学部】 アクースモニウムの公演に評価
2022/06/01
【東海大】研究活動活性化を担う2人のURA教員が着任
2022/05/01
細胞外小胞を介したがん発症メカニズムを発見
2022/05/01
【医学部付属病院】日本初の次世代CT導入を決定
2022/05/01
【理学部】中野講師の論文に評価
2022/04/01
沖ノ鳥島研究調査の結果を紹介
2022/04/01
【医学部医学科】後藤教授に「中谷賞 大賞」
2022/03/01
4件の研究で支援を募る
2022/02/01
【湘南】災害時に役立つ仕組みを紹介
2022/02/01
コロナ禍のSNS活用法を分析
2022/02/01
長谷部教授が「榊賞」受賞
2022/02/01
【海洋学部】「三保サーモン」本格販売開始
2022/01/01
世界から注目集める新技術
2022/01/01
「デルタ株」の高い病原性と原因変異を特定
2022/01/01
リカレント教育講座がスタート
2022/01/01
【沖ノ鳥島研究調査航海】
2021/12/01
新型コロナ「ミュー株」の強い抗体抵抗性を確認
2021/12/01
急性肝障害の新規治療法開発に期待
2021/11/01
PEG10遺伝子の胎盤機能維持機構を解明
2021/11/01
【理学部】体臭改善の効果を調査