特集
2025/09/01湘南・札幌両キャンパスの学生と教職員が8月5日に、北海道北広島市・エスコンフィールドHOKKAIDOで行われたプロ野球公式戦・北海道日本ハムファイターズ対埼玉西武ライオンズの試合を「東海大学DAY– United in Blue Pride and Passion – 」としてサポート。3回目の開催となった今年もグラウンド内外で多彩な企画が実施された。
体育学部スポーツ・レジャーマネジメント学科の学生たちは、班に分かれてさまざまな企画を準備してきた。試合前のスタンドでは、不要になったTシャツを使ったエコバッグ制作や、スマートフォンで解答する「環境クイズ」、フォトスポットが人気を博した。
奮闘する後輩たちに卒業生も協力した。大型ビジョンでは学生が制作した動画が映し出され、ラグビー日本代表のリーチマイケル選手(体育学部2010年度卒・東芝ブレイブルーパス東京)がメッセージを寄せた。
始球式は、同学科卒業生でプロバスケットボールチーム・レバンガ北海道の島谷怜選手(同22年度卒)が担当。「在学中からイベントの運営などを積極的に行う学科で、男子バスケ部の試合も盛り上げてもらいました。先生方や同級生のおかげでいい学生生活を送れたと誇らしく思い出します」と振り返った。
ファイターズの伏見寅威選手(同12年度卒)も試合前に後輩と対面し、「学生時代に学んだことは社会に出てからも役立ちます。学生生活を楽しんで頑張って」とエールを送った。
学生らが「GO TOKAI」のボードを掲げて走る「ベースランニング」に続いて、学生統括の蓮尾采美さん(2年)と樋川遥さん(同)が、農学部が産官学連携で開発した芋焼酎「阿蘇乃魂」などの記念品目録をファイターズの選手に贈呈。5回終了後には、球団オフィシャルチアチームのファイターズガールと共に「YMCA」のダンスを披露し、東海大グッズなどが当たる大型ビジョン抽選会も実施した。試合はファイターズが6―1で勝利し、小棚愛菜さん(同)がMVP賞の目録を贈った。
指導にあたった大津克哉准教授は、「先輩から後輩に多くの知識や経験が受け継がれ、準備もスムーズに進められていました」とコメント。蓮尾さんは、「スポーツの裏側を体験することで、漠然としていた将来の目標も明確になってきました」と語り、樋川さんは、「10月には湘南キャンパスで男子バスケ部のホームゲームを運営するので、今回の学びや経験を次につなげたい」と話していた。
東海大学DAYでは、札幌キャンパスも独自にさまざまな企画を展開した。
開場と同時に1塁外野側のコカ・コーラゲート近くに設置したプロモーションブースでは、同キャンパスで活動するToCoチャレ「南区キャラクタープロジェクト」が、「フォトスポット」を設営。この日のためにデザインしたオリジナルのうちわを配布した。
学生たちは通りがかったファイターズファンに積極的に声をかけ、キャンパスのある札幌市南区の魅力をアピールした。プロジェクトリーダーの山本美玲さん(国際文化学部3年)は、「今日のためにキャラクターに野球のユニホームやチアリーダーの衣装を着せたイラストも作成したので、多くの人にアピールできました」と話した。
グラウンドでは、同キャンパスの呼びかけで札幌市立南の沢小学校の児童が、初回に行われるファイターズの守備紹介の際に選手と守備位
置につくキッズスターターと、試合開始を宣言するプレイボールキッズを担当した。また、7月中にはこの日に向けて野球の魅力を幅広く伝えようと札幌キャンパス硬式野球部が、キャンパス近隣の北の沢小学校で野球教室を開催。野球部員5人と相馬大河コーチ(東海大職員)がピッチングやバッティングを指導した。
東海大学DAYに合わせて、国際文化学部地域創造学科の植田俊准教授が担当する授業「地域創造フィールドワークC」の演習も実施された。
北広島市を拠点に活動する視覚障がい者団体「めねっと北広島」の協力を得て実施されており今回で3回目。当日は、スタジアムツアーに参加したほか、試合開始後は学生たちがプレーを実況した。投手がボールを投げるタイミングや打球の方向、守備の様子などを説明し、選手の応援歌の歌詞なども伝えた=写真。
尾西海輝さん(3年)は、「“ラジオ中継を聴いているよう”と言っていただけてうれしい」と笑顔。橋本真央さん(2年)は、「ちょっとした段差など普段は気にかけないことにも配慮が必要だと考える機会になりました」と話した。
「毎年頑張って分かりやすく説明してくれて私たちも楽しめました」とめねっと北広島会員の大場日出男さん。植田准教授は、「学生たちには、新しい視点を持ってこれからの人生を歩んでもらいたい」と話していた。
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