スポーツ
2022/09/01春の敗戦を糧に、全国大会で銀メダル――付属静岡翔洋高校中等部の軟式野球部が、8月18日から22日まで札幌市円山球場などで開催された全国中学校大会に出場。クラブチームも出場する6月の全日本少年東海大会初戦で敗れた悔しさを力に変え、3年生にとって最後の大会で2009年以来の決勝進出で準優勝となった。
「全国制覇を目標に掲げていたので、うれしさと悔しさが両方ありますが、このメンバーで最後の試合を楽しめたので悔いはありません」と久保山弥主将(3年)は語る。
2回戦で作新学院中等部(栃木県)に3-0で勝利し、清泉中学校(石川県)との準決勝は久保山主将の適時打で3-4とサヨナラ勝ち。準決勝では東風平中学校(沖縄県)を2-0で下した。
駿台学園中学校(東京都)との決勝は延長8回、タイブレークの末に0-3で敗れたが、寺﨑裕紀監督(静岡翔洋中教諭)は、「予選から苦しい試合が多かったのですが、選手たちは練習でやってきたすべてを発揮し、試合を重ねるごとに成長してくれました。ベンチ入りの18人だけでなく、そのほかの選手が他校の偵察に行くなど、全員で戦った結果です」と労った。
立役者となったのは、2回戦と準々決勝に先発し、準決勝、決勝はリリーフと大車輪の活躍を見せた加藤瑞己選手(3年)だ。小学校ではソフトボール選手で、中学から軟式野球に転向。「マウンドさばきなどの経験値が少ない」(寺﨑監督)と春先まで登板機会はなかったが、地道に練習に励み、唯一の左腕として、海野恵伸選手(3年)とのWエースに成長した。「大会前から調子がよく、カーブがうまく使えた。全国の中学生の中で最後まで戦えてよかった」と笑顔を見せていた。
コロナに負けず一致団 結敗戦糧に決勝の舞台へ
3年生はコロナ禍で過ごした中学野球生活だった。入学式の式典は中止になり、授業はリモートでの課題提出。学校が再開しても、当時の1年生が練習できるようになったのは冬になってからだった。それでも、「きつい練習も全員で楽しみながら乗り越えてきた」と久保山主将。仲のよさが今年のチームの魅力だ。
6月の全日本少年東海大会初戦で名古屋ドジャースに敗れ、一番の目標にしていた全日本への道が断たれた。一時は次の目標を見失うほど落ち込んだが、今大会の予選となる静岡市中学校総合体育大会に向けて、「後ろを振り返らずやるしかない」という寺﨑監督のゲキで生まれ変わった。
走塁やバントなども交えた実戦練習に加え、自主練習も増やし、市大会、静岡県大会、東海大会を勝ち上がって全国大会の決勝まで駆け抜けた。「自分たちの野球ができれば全国でも戦える手応えはつかみました。日本一は後輩に託します」
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