スポーツ
2022/07/01陸上競技部の飯澤千翔選手(体育学部4年)が6月10日に大阪府・ヤンマースタジアム長居で開かれた日本選手権大会男子1500メートルで優勝。悲願の日本一を手にした。1年時に日本学生対校選手権大会(日本インカレ)で優勝するなど学生中距離界を牽引するも、2年時の故障からは結果を残せず「地獄のような日々」を過ごしたという。栄冠への道のりを追った。
飯澤選手は、大学1年時から関東学生対校選手権大会(関東インカレ)、日本インカレの2冠を達成するなど学生トップクラスの実力を発揮してきた。しかし、2、3年時は故障に苦しみ、「何をしても結果につながらない。真っ暗なトンネルを走り続けるようだった」と振り返る。
そんな中でも光明を見いだすべく、指導にあたる西出仁明ヘッドコーチ(スポーツプロモーションセンター准教授)と二人三脚で練習に励んだ。世界トップクラスのランナーが取り入れる最新のトレーニングメニューに挑戦し、復活への道筋を探し続けた。
迎えた学生最後の一年、眠っていた才能が輝きを放つ。4月に日本学生個人選手権大会を制し、5月の関東インカレでも3年ぶりに頂点に立った。
日本選手権決勝では、学生時代に同大会を制している荒井七海選手(体育学部2016年度卒・Honda)や館澤亨次選手(同19年度卒・DeNA Athletics Elite)らとともにスタートラインに立った。飯澤選手は残り200メートルでスパートをかけると集団を引き離し、トップでゴール。日本一の栄冠を手にした。
「荒井さんや館澤さんの走りを見ながら冷静にレースを進められた。力のある先輩らがいる中で勝ちきれて本当にうれしい」と笑顔で振り返った飯澤選手。西出ヘッドコーチは、「地獄のような2年間、結果を残せないことを他人のせいにせず、努力を続けた成果」とたたえる。さらに、荒井選手が、「素晴らしい才能とそれを磨く謙虚さを併せ持つ選手。自分も負けていられない」と話せば、館澤選手は、「今日は完敗です。ラストスパート勝負になり、ついていけなかった。本当に強いランナーです」と称賛の言葉が相次いだ。
6月22日には、7月に開催される世界選手権大会の参加標準記録(3分35秒00)を突破するため、北海道・深川市で開催されたホクレン・ディスタンスチャレンジに出場。ペースが合わず、途中棄権するも、「世界選手権出場目指す中で貴重な経験をたくさん積むことができた」と充実した表情を見せていた。
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