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スポーツ

2026/01/01

【デフリンピック】初の日本開催で多くの声援

東海大勢がメダルラッシュ

昨年11月15日から26日まで、東京都内を中心に聴覚障がい者の国際スポーツ大会「夏季デフリンピック競技大会 東京2025」が開催された。東海大学からは卒業生を含む9選手が出場し、計13個のメダルを獲得。第1回大会から100周年の節目に日本で初めて開かれた今大会で、選手たちが熱戦を繰り広げた。

     太田選手は混合団体金メダルに貢献(写真提供=一般社団法人日本デフバドミントン協会)

 

「息継ぎをするたびに応援が目に入り、大きな力になりました」。5大会連続で出場した水泳の茨隆太郎選手(大学院体育学研究科17年度修了・SMBC日興証券)は、感慨深げに振り返る。6日間で8種目に出場し、多い日には1日4レースをこなす強行軍も、日本語の手話をベースにした「サインエール」に背中を押され、金3、銀3、銅1と計7個のメダルに輝いた。

 

通算では日本人最多の26個のメダルを手にし、「スタンドで耳の聞こえない子どもから“速い泳ぎが見られて楽しかった。自分も出たい”と話しかけられてすごくうれしかった。今大会が一時の盛り上がりで終わらないように、デフスポーツの普及に努めたい」と決意を新たにする。「日本代表では過去に6大会出場した選手がいると聞いたので、それを超えるだけでなく、7大会連続メダル獲得を目指す」と新たな目標を掲げた。

 

陸上競技では、男子4×400メートルリレーに出場した荒谷太智選手(体育学部3年)が金メダルを獲得した。陸上競技部でトレーニングを積んできた成果を生かし、準決勝、決勝ともに3走を務め、「目標だったレースにしっかりと調子を合わせて臨めた」と力走を見せた。「多くの人に支えられてここまで来られたので、感謝を伝えたい」と振り返った。

 

男子柔道部の水掫瑞紀選手(同2年)は、男子90キロ級と男子団体で2つの銅メダルを獲得。個人戦の初戦では昨年度の世界ろう者選手権大会で敗れた相手にリベンジを果たした。準決勝で敗れたものの、3位決定戦では開始31秒で一本勝ちした。「こうやって戦えばいいんだという多くの学びを得られました。3位決定戦は理想の形で勝ち、柔道が楽しいと思えた瞬間でした」と笑顔を見せた。

 

なお、自転車競技の田中航太選手(体育学部20年度卒・ソフトバンク)はロードの3種目に出場したがメダルには届かず、5大会連続出場の山中孝一郎選手(工学部03年度卒・日立製作所)は男子マラソンで13位となった。

 

家族や仲間の支えを力に 大会100周年を彩る

バドミントンの太田歩選手(体育学部13年度卒・ジェイエア)は混合団体戦で日本初の金メダルに貢献した。前回大会後に競技を引退したが、復帰を願う仲間の声や家族の後押しで再びラケットを握った。仕事と育児をしながら、自宅のある兵庫からダブルスのパートナーがいる新潟まで練習に行き、京都のトレーナーの元にも通うなど、「できることに最大限取り組んだ」。

 

台湾との準決勝では男子ダブルスで白星を挙げ、中国との決勝は同種目で惜敗したが、ファイナルゲームにもつれる熱戦で流れを生んだ。「家族や会社の方々、仲間の支援や応援が原動力になり、皆で勝ち取ったメダル」と喜んだ。

 

女子バレーボールには中田美緒選手(同22年度卒・清水建設)と高浜彩佑生選手(体育学部3年)が出場し、2大会ぶりの金メダルに輝いた。チームの主軸として活躍したセッターの中田選手は、「試合中はアイコンタクトを欠かさず“私を見て”“落ち着こう”と声をかけ合い、チーム一丸で戦い抜きました」と語る。

 

準決勝のウクライナ戦でリリーフサーバーとして登場し、見事サービスエースを決めた高浜選手は「鳥肌が立った」と笑う。「表彰台に上がったとき、応援してくれた方々の顔が見えて涙が止まりませんでした」と栄光の瞬間を振り返った。

 

準優勝の男子サッカーでは、MF岡田侑也選手(体育学部18年度卒・ゼンリンデータコム)が全試合に出場。初戦のオーストラリア戦ではファーストゴールをアシストした。同競技初となるデフリンピックでのメダル獲得に、「世界一を目指していたので悔しい気持ちが大きいけれど、史上初の日本開催で予選突破、メダル獲得、そして100年の節目を日本のサポーターと同じ空間で経験できたことは、何事にも代えがたい財産になりました」と話していた。

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