スポーツ
2023/07/01
男鹿駅伝で強豪校と対戦喜早選手らが
区間上位に
陸上競技部駅伝チームが6月17日に、神奈川県・相模原ギオンスタジアムで開催された全日本大学駅伝対校選手権大会関東学生連盟推薦校選考会に出場。総合3位で10大会連続36回目の本戦切符を手にした。
選考会は、8選手が4組に分かれて1万メートルを走り、その合計タイム上位7チームに出場権が与えられる。1選手でもミスをすれば、本戦へと進めない厳しい選考方法となっている。
1組目には、喜早駿介選手（体育学部4年）と永本脩選手（同1年）がエントリー。2人は3000メートル付近からレースを引っ張り、最終的には喜早選手が6位、永本選手が9位と上位でフィニッシュした。2組目の水野龍志選手（同3年）と南坂柚汰選手（同1年）は、大東文化大学のピーター・ワンジル選手（3年）が一人抜け出す展開にも、第2集団でしっかりと足を溜めた。ラストスパートで、水野選手が日本人トップとなる2位、南坂選手も6位まで順位を上げ、水野選手は、「1組目が上位に入ってくれたので、リラックスしてスタートできた。本戦に向けてさらに力をつけたい」と笑顔を見せた。
3組目を終え、総合3位で迎えた最終組には石原翔太郎選手（同4年）と花岡寿哉選手（情報理工学部2年）の両エースが起用された。両角速駅伝監督（スポーツプロモーションセンター教授）の指示で、後半までは無理をせず、集団でレースを進めた両選手は、ラストスパートで次々に前を行くランナーをかわし、石原選手が日本人2位の7位、花岡選手は9位に入った。本戦出場権を獲得し、両角監督は、「これまでは石原頼みのチームだったが、今大会は3組目までに安全圏に入れた。選手層が厚くなった証し」と手応えを語った。
男鹿駅伝で強豪校と対戦 喜早選手らが区間上位に
連戦にも好走を続けた喜早選手
選考会から1週間後の24日には秋田県男鹿市で開催された全国男鹿駅伝競走大会に出場した。青山学院大学や東洋大学、中央大学など強豪チームが数多くエントリーする中、総合6位になった。
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