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付属諸学校

2012/03/01

課外活動の多彩な成果を表彰


松前重義賞・文化部門・スポーツ部門

学校法人東海大学の2011年度松前重義賞が1月18日に付属諸学校発表された(本紙2月号に既報)。この1年間に文化やスポーツなどで顕著な成績を収めた学園の学生、生徒、児童、園児、教職員および卒業生を顕彰するもの。最優秀賞と優秀賞を受賞した団体と個人の活躍を紹介する。

文化部門・高輪台高校吹奏楽部が3年連続で最優秀賞
文化部門団体の部では、付属高輪台高校(港区)の吹奏楽部が3年連続で最優秀賞に選ばれた。全日本吹奏楽コンクールに出場、銀賞を受賞したことが評価された。

2年連続で出場した今回は、過去6度金賞を受賞しているだけに、「プレッシャーのあまり、部員同士で意見が食い違うこともあった」と部長の晝間さよこさん(3年)。「結果はもちろん悔しい。でも、自分たちの演奏を見つめ直すよい機会にもなりました」と語った。

個人の部では、菅生高校中等部(あきるの市)の嶋田愛沙さん(3年)と付属小学校(静岡市)の延原香穂さん(4年)が優秀賞を受賞した。

嶋田さんは昨年8月、全国学生書写書道展に出場。審査会場で作品を書く席書部門で学年優勝杯を受賞した。中学最後の年に悔いを残さないよう、毎日何十枚も練習して臨んだ大会。「技術の進歩」の文字を見事に書き上げた。「松前重義賞をいただけるとは思っていなかったので、とてもうれしい。将来の夢である書道の先生を目指して、練習を続けていきたい」と話す。

延原さんは、MOA美術館静岡市児童作品展で金賞を受賞。「初めて出展したけれど、賞をいただけてうれしかった」。日ごろの練習では一字一字心を込めて書いている。「太くて大きく伸び伸びとした字が書けるようになりたい」と目標を語っていた。

スポーツ部門・大舞台で活躍した1団体10選手が最優秀賞
スポーツ部門団体の部では、付属相模高校野球部が最優秀賞に輝いた。選抜高校野球大会で、11大会ぶり2度目の優勝を果たした相模高野球部。出場時に主将だった佐藤大貢選手(3年)は、「開催を許してくれた被災地の方々に感謝しています」と話す。

チームテーマの一つに「フォア・ザ・チーム」を掲げ、選手一人ひとりが自らの役割を全うしようと練習に打ち込んできた。大会では新記録となる113塁打をマーク。守備では、エースの近藤正崇選手(同)らを堅い守りで支えた。3年生のうち5人が東海大学に進学し、湘南校舎の硬式野球部に入る。佐藤選手は、「優勝した直後はあまり実感がなく、松前重義賞につながるとは予想もしませんでした。早く大学の野球に慣れて、5人で試合に出たいと思います」と語っていた。

また個人の部では、付属相模高校柔道部の髙藤直寿選手(3年)ら10人が最優秀賞を受賞した。髙藤選手は、世界ジュニア体重別選手権大会の60キロ級で優勝。だが、結果には満足していない。「目標だったオール一本勝ちを果たせなかった。外国人の力に対応しきれていない自分が悔しい」と話す。練習では乱取りの際、相手に外国人の組み手をまねてもらうなど、自ら考えたメニューにも取り組んでいる。現在の目標はロンドンオリンピックへの出場だ。「メダルを取れるよう、頑張りたい」と意気込んでいる。

付属翔洋高校(静岡市)の杉林りな選手(3年)は、国民体育大会アーチェリー競技少年女子個人で自身初の全国大会優勝を果たした。「高校最後に絶対優勝する」と決意して臨んだ大会だけに、「今でも夢のよう。これまでの成績を自信に頑張っていきたい」と語っている。

中学生からは、翔洋高中等部柔道部の遠田真子選手(3年)ら2人が選ばれた。遠田選手は、世界カデ柔道選手権大会70キロ級で準優勝。初の国際大会だったが「緊張もせず、自分でも驚くほど体が動いた」。1年時から高校の朝練に参加。「大会では先輩たちに恥ずかしくないよう、一つでも多く勝つことだけを考えた。まずは日本一を目指し、いずれは世界一の選手になりたい」と抱負を語った。

【その他の最優秀選手賞】
▽付属浦安高校陸上競技部・高政知也選手(3年)=全国高等学校総合体育大会陸上競技大会走り幅跳び優勝▽付属相模高校柔道部・尾方寿應選手(1年)=全日本カデ柔道体重別選手権大会▽付属翔洋高校・土井健太郎選手(1年)=全国障害者スポーツ大会一般卓球優勝▽翔洋高空手道部・山下真由美選手(3年)=全日本空手道剛柔会全国大会一般女子個人形優勝▽同・鈴木美晴選手(2年)=和道会全国空手道競技大会高校女子個人形優勝▽甲府高校アーチェリー部・鬼山直也選手(1年)=世界アーチェリーユース選手権大会(ジュニア部門)最終選考会1位通過▽付属相模高中等部柔道部・浅野未来選手(3年)=全国中学校柔道大会男子90キロ超級優勝

 
(写真上から)
▽最優秀団体賞に輝いた高輪台高吹奏楽部
▽書道の全国大会で学年優勝杯を受賞した嶋田さん
▽付属小の延原さん
▽相模高野球部の選手たち。紫紺の大優勝旗を手にした自信と誇りを胸に大学でも日本一を目指す

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