スポーツ
2023/05/01
CTCは日本の大学にある設備としてはトップクラスの広さ(延べ床面積1050平方メートル)を誇る。スポーツプロモーションセンターの陸川章所長(男子バスケットボール部監督)は、「私が指導するバスケットボール部はもちろん、全ての部活動にとってCTCは競技力向上の基礎となる場所」と語る。
今回のリニューアルではこれまでの白を基調とした内装から、青をベースとした明るい雰囲気へと刷新。トレーニングマシンはアスリートにとって重要な背筋力を鍛えるマシンが増設された。
ウエートリフティングなどで用いられるバーベルには、1964年の東京五輪以来6度のオリンピックで使用されてきた国産メーカーのウエサカティー・イー社製のシャフトを導入。女性アスリートでも適度な負荷でトレーニングができるよう段階的な太さのシャフトも用意されている。柔軟運動やウオーミングアップのためのフリースペースの床には、汗や飲み物などの水分が付着しても滑りにくい特別な加工が施され、段差をなくすことでより自由度の高い空間になった。
セレモニー後の施設見学会では、各部の指導陣がそれぞれに取り組んでいる練習方法などを共有する姿も見られた。陸川所長は、「素晴らしい環境を整えてくださった関係者の皆さんに恩返しができるよう、選手と共に努力していきたい」と話している。
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