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付属諸学校

2023/05/01

全国高校選手権大会で躍動

個人で2選手が初優勝に輝く

3月20、21日に日本武道館で開催された全国高校選手権大会に、各地の予選を勝ち抜いた付属高校柔道部の選手が多数出場。1日目の個人戦では、付属相模高校の男子73キロ級・木原慧登選手(2年)と、付属大阪仰星高校の男子81キロ級・仁保秀太選手(同)が初優勝を果たした。翌日の団体戦男子では、相模高が準優勝、大阪仰星高が3位に入った。 ※学年は当時

 

【相模高】得意の内股で快勝 木原選手が圧巻のV

団体戦で準優勝した相模高

(写真提供=相模高柔道部)

「高校選手権に挑戦できる最後の年。優勝を目標にしていたので、達成できてホッとした」。2021年度の同大会は、惜しくも準優勝となった木原選手。今大会に向け、自分よりも体重が重い選手と練習を重ねることで組み手を強化してきた。大会2週間前に腰の負傷で戦練習から離脱したが、試合では準決勝まですべて一本勝ち。決勝は得意の内股で技ありを奪って優勝し、1、2年時に達成した全国高校総合体育大会(インターハイ)連覇に続く高校タイトルを獲得した。

 

男子無差別の手塚春太朗選手(同)は、準々決勝で22年度のインターハイで敗れた作陽高校(岡山)の工藤瑠希選手(同)と再戦。果敢に攻め続け、相手の反則負けとなり勝利を収めた。準決勝で敗れ3位となったが、手応えを感じていたという。

 

団体戦では、初戦の京都文教高校戦を手塚選手の一本勝ちなどで4―0。勢いづいたチームは準々決勝まで順当に勝ち進む。準決勝の作陽高戦は、先鋒のナコスティン王未土選手(1年)が技ありを奪って1―0で決勝進出を果たすも、国士舘高校(東京)との決勝は相手の流れを崩せず0―2で敗れ、21年度大会に続く準優勝となった。

 

水落健太監督(相模高教諭)は、「どんな状況でもポイントを奪おうとする姿勢が、相手の方が一枚上手だった。主将の木原や手塚を中心に、インターハイの個人戦・団体戦に向けて必要な技術を強化していく」と話した。
 

【大阪仰星高】仲間の思いを背負い 仁保選手が気迫の一本

3位に入った大阪仰星高

(写真提供=大阪仰星高柔道部)

大阪仰星高からは、男子81キロ級を制した仁保選手とともに、男子無差別には主将の市谷櫂人選手(2年)が出場した。仁保選手は、市谷選手が3回戦で敗れたことで、「市谷の分まで勝たなくては」と奮起したという。

 

3回戦は、合わせ技一本で勝利するなど、得意の寝技を中心に決勝まで進出。白鷗大学足利高校(栃木)の中田涼太選手(1年)との決勝は、わずか57秒に仁保選手が小外掛けで一本勝ち。自身初の全国大会優勝に輝いた。「接近戦が課題だった中で、大会に向けて練習してきた小外掛けで初優勝を決められてうれしい」と振り返る。

 

翌日の団体戦では、3回戦で前回大会優勝校の大牟田高校(福岡)と対戦。序盤から流れをつかむため、先鋒に市谷選手、鋒に仁保選手を据えた。共に引き分けに持ち込むと、中堅の森本総司選手(1年)が技ありで勝利。副将戦は敗れたが、1―1の内容差で制して準決勝に進出したが、最後は今大会で優勝した国士舘高に敗れ、3位となった。

 

市谷選手は、「チームの目標は全国大会優勝だけど、まだまだ力が足りない。他校の選手との体格差を感じたので、まずは体づくりに励んでインターハイで優勝したい」と話した。

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