ひと
2025/09/01山口純矢さん（文学部英語文化コミュニケーション学科3年）
澁谷講師（左）に授業内外で指導を受け、「褒められることがモチベーションになった」と話す山口さん
今春、フランス語を母語としない人を対象とするフランス国民教育省認定の「DELF（フランス語学力資格試験）」を受験した山口純矢さん。フランス語圏の大学・大学院への入学条件となる上位レベルのB2に合格した。
高校時代から英語を得意とし、英語文化コミュニケーション学科に進学。第2外国語として、語学教育センターが開講するフランス語の授業も履修してきた。英語をメインとしながらも、昨年度は実用フランス語技能検定試験（公益財団法人フランス語教育振興協会）の2級に合格。今年度春学期は、DELF各級の検定試験に向けて学習する授業「フランス語表現法」を通じて勉強に励んできた。
授業を担当する語学教育センターの澁谷与文講師は、「フランス語学習を始めて2年半での合格は快挙。自分で高い目標を設定し、そこに食らいついていく力がある」と称賛する。山口さんは、「勉強を重ねるうちにフランス語の面白さに気づき、先生から褒められることがモチベーションにつながっていきました。作文の添削などたくさんサポートしてもらったことで感覚をつかみ、B2合格につながりました」と、努力の日々を振り返った。
8月末からは、東海大学海外派遣留学プログラムの中期留学でカナダのブリティッシュ・コロンビア大学に留学している山口さん。「B2合格で自信がついたので、将来的にはフランスへの留学も考えています。また、学科の研究室では日本語、英語、フランス語の3方向から言語学を研究しているので、フランス語の文献にも積極的に目を通して学びを深めていきたい」
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