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総合

2022/07/01

【静岡キャンパス】根室市と相互協力協定調印

交流10周年で多彩なイベント

北海道根室市と海洋学部の相互協力協定締結10周年を記念した事業が6月4日から6日まで、同市内で実施された。両者は2010年に相互協力協定を締結。多様な分野で積極的な交流を展開してきた。今回の期間中には、静岡キャンパスとしての協定に拡充するための調印式をはじめ、同市・花咲港に入港した海洋調査研修船「望星丸」の入港歓迎セレモニーと一般公開、講演会、海洋実習に参加した海洋学部海洋文明学科の学生を対象とする根室市内見学実習などが行われた。

 

望星丸の花咲港入港時にはねむろ太鼓保存会の

力強い演奏で歓迎された

両者は協定を通じてこれまで、水産加工品の開発や地域水産資源に関する研究、市内の高校生を対象とした講演会や海洋学部生の職業体験実習などを展開。また、同市の特産品であるサンマを湘南校舎と清水校舎の建学祭でふるまう「根室産さんま祭り」も開催されるなど多角的な連携に取り組んできた。

 

今回の記念事業は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で2年間の延期を経て実施されたもの。4日の望星丸入港時には岸壁で歓迎セレモニーが開かれた。海洋実習中の海洋文明学科の学生、教員らがデッキで登舷礼を行いながら入港する中、根室市の石垣雅敏市長をはじめとする市職員や漁協関係者ら多数が出迎え、ねむろ太鼓保存会の演奏も披露された。式では石垣市長からの歓迎の言葉を受け、川﨑一平教授(人文学部長)が、「総勢131人が乗船した望星丸は約10年ぶりの根室入港です。学生たちは6日まで、根室の豊かな自然、文化などを学びます」と応えた。

 

新たな枠組みで幅広い連携活動へ

石垣市長(左)と山田キャンパス長が協定書を

取り交わした

続いて市内の北方四島交流センター(ニ・ホ・ロ)で協定調印式が行われた。海洋学部と根室市の間で結んでいた相互協力協定の期間が今年3月末で満了したほか、今年度から静岡キャンパスに人文学部が新設されたことなどを受け、新たな枠組みでより幅広い分野での連携・協力を図ることが目的。

 

石垣市長と山田吉彦静岡キャンパス長、川﨑学部長ら関係者が多数出席し、根室市議会の田塚不二男議長や地元商工会議所、漁協関係者の立ち会いのもと、石垣市長と山田キャンパス長が協定書を手交した。山田キャンパス長は、「新たに静岡キャンパスとして明らかな成果を残せるよう皆さまと積極的に協力を強めていきたい」と語った。

 

山田キャンパス長が記念講演北方領土と国際問題語る

北方領土をめぐる諸外国の動きを解説

記念事業では4日と5日に、山田キャンパス長による2回の講演会が行われた。

 

4日は北方四島交流センターでの協定調印式に続いて、同会場で「ウクライナ情勢と北方領土問題」をテーマに実施。山田キャンパス長は、ロシアによるウクライナ侵攻によって緊迫する国際情勢を解説するとともに、北方領土問題について、「国という主権をこえて、多面的な議論が求められるようになる。根室市の皆さんがこれまで北方領土におけるビザなし交流や漁業交渉などで培ってきたロシアとの関係性が重要」と話した。

 

子どもたちには海の魅力を力説した

また、翌5日には望星丸内の学生食堂で「日本の海と島」と題した根室市の子ども向けの講演会も開かれた。海洋の魅力や不思議を紹介しようという企画で、山田キャンパス長は約60人の親子連れに向けて、海洋学部の研究活動や望星丸による調査の一端をわかりやすく紹介。参加者からは、「深海魚の新種発見など、子どもも興味を持って聞いていました」といった声が聞かれた。

 

望星丸を市民に公開海の魅力を伝える

普段は立ち入れない船の心臓部といえる

ブリッジでは、多数の質問が寄せられた

5日の山田キャンパス長の子ども向け講演会に引き続いて実施された望星丸の一般公開には、市民ら約450人が来訪した。望星丸は、海洋学部を中心に海洋実験・実習に用いられているほか、研修航海をはじめとした地域・国際交流活動、各種団体の委託研究、青少年のための洋上教室など幅広く活用されている。一般公開は、東海大の教育理念と海について広く知ってもらおうと開催された。

プランクトンの観察も人気

来場者は岸壁での受け付けに続いて、普段は立ち入ることのできないブリッジや学生食堂、ドライラボなどの見学ルートを巡った。学生食堂では、根室市と東海大の交流について紹介するパネル展示や望星丸で採取したプランクトンの観察などが行われ、来場者の好評を集めたほか、船内各所に配置されたスタンプラリーを夢中で回るなど、さまざまなプログラムを楽しむ様子が見られた。

 

 

ロープワークに挑戦

また、後部甲板で行われたロープワーク体験では、船上で使われるさまざまなロープの結び方を望星丸の乗組員が解説。子どもたちはマジックのように結んだり解いたりする乗組員の手元を見つめ、驚いた表情を見せていた。

 

来場者は、「市と大学が協力して根室の地域活性化に向けて活動していると知り、頼もしく感じました」「大学が所有する船を見学できることは珍しく、興味深い体験でした」と話していた。

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