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付属諸学校

2019/11/01

3校が2年連続金賞の快挙

全日本吹奏楽コンクール高校の部

「第67回全日本吹奏楽コンクール高校の部」(10月20日・名古屋国際会議場)に、付属高輪台高校、付属札幌高校、付属大阪仰星高校、菅生高校が出場した。同じ大学の系列校からの4校同時出場は史上最多。高輪台高、札幌高、菅生高の3校は2年連続の“トリプル金賞”の快挙を達成し、初出場の大阪仰星高も銀賞と健闘した。(写真提供=株式会社フォトライフ)

前半の部には、日ごろから合同練習の機会も多い高輪台高と菅生高が、東京都代表として舞台に立った。

先に登場した菅生高は、課題曲Ⅴ『ビスマス・ サイケデリア』(日景貴文作曲)と、自由曲『ブリュッセル・レクイエム』(アッペルモント作曲)を披露。課題曲は変拍子や不協和音が多い難曲ながら、55 人全員で息を合わせて完成度の高い演奏に仕上げた。

顧問の加島貞夫教頭は、「とても難しい曲ですが、各パートが同じリズムを共有し、きれいに奏でることができていた。今まで積み重ねてきた練習が自信につながったのだと思う。本当によく頑張ってくれました」と生徒たちをたたえた。

高輪台高は、課題曲Ⅱ『マーチ「エイプリル・ リーフ」』(近藤悠介作曲)を高らかに演奏。自由曲は、作曲家の福島弘和氏に3年連続で依頼した委嘱作品『アニマメアルーチェ』を披露した。

3回連続10回目の金賞に部長の手塚温美さん(3年)は、「学校として何度金賞を受賞しても、今年の評価は私たちの演奏次第。一人ひとりが力を出しきった演奏ができてほっとしています」と安堵の表情を見せた。

顧問の畠田貴生教諭は、「最後の通し練習の出来を見て、『これは絶対金賞だ』と思っていま した。これ以上の演奏ができるのかということだけが不安でしたが、本番ではさらに素晴らしい音を出してくれた」とほほ笑む。また、「菅生高と東京都代表同士、前半の部で金賞を取れたことはとてもうれしい。ともに高め合ってきたからこその結果であり、東海大学のスケールメリットだと感じています」と語った。

札幌高は8年連続金賞 大阪仰星高も健闘

札幌高と大阪仰星高は後半の部に出場。昨年まで7年連続金賞の札幌高は、課題曲Ⅱ『マーチ「エイプリル・リーフ」』と、自由曲『シンフォニエッタ第3番「響きの森」』(福島弘和作曲)を披露した。顧問の井田重芳教諭が「美しさや奥深さなど、多様な要素で構成された 名曲」と話す『響きの森』は、伸びのある雄大なサウンドで各章を表現し、観客を魅了した。

札幌高は今年、全日本に 37 回連続の出場を果たし、金賞受賞は23回目。「基本に忠実に“練習どおり”の演奏をするというコンセプトはずっと変わらない」と話す井田教諭のもと、部員一丸で努力を重ねてきた。部長の松田桜子さん(3年)は、「支えてくれた家族や井田先生に感謝の思いを届けようと演奏した」と振り返る。表彰式の後、メンバー 外の部員や保護者らに拍手で迎えられた生徒たちはうれし涙でほほをぬらし喜び合っていた。

札幌高の出番から2校あとには、全日本初出場の大阪仰星高が登場した。課題曲Ⅲ『行進曲 「春」』(福島弘和作曲)は、バンドの明るい雰囲気をマーチにのせて元気に演奏。自由曲『交響詩「ローマの祭」より』(レスピーギ作曲)は一転、迫力ある重低音と速いリズムで曲の世界観を表現した。

強豪ぞろいの大阪府を代表して臨んだ大舞台だったが、「落ち着いた表情でステージに立ち、練習してきたことをしっかり出せた」と顧問の藤本佳宏教諭は振り返る。惜しくも銀賞となったが、「この悔しさを糧に、来年に向けて一からまた頑張ります」と前を向いた。

表彰式後には畠田教諭が駆けつけ、「今まで先輩たちが目標としていた舞台にみんなが立てたことは大きな一歩。会場のお客さんはみんないい表情をしていた」とねぎらう場面も。最後に生徒たちが保護者や友人らに感謝の思いを述べ、後輩に金賞の夢を託し全国の舞台を後にした。

 

(写真上から)
▼貫禄の演奏で会場を魅了した札幌高。「お客さまを感動させる演奏を」という思いのもと、8年連続の金賞受賞を成し遂げた
▼高輪台高の畠田教諭(中央)は、全日本出場15回目で「長年出場指揮者表 彰」を受賞「。これまでの卒業生や保護者の支えがあって今の僕がいる。またここに連れてきてもらえるように、普段の指導から頑張ります」
▼菅生高は都予選の直前まで、野球部の全国高校選手権大会の予選で応援演奏。「甲子園を逃した野球部の悔しさも背負って臨んだ全日本だったので、結果を残すことができてうれしい」と、部長の小玉翔さん(3年)は笑顔を見せた
▼銀賞の悔しさを胸に、来年の飛躍を誓う大阪仰星高。表彰式では会場から大きな拍手を受けた

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