教育
2024/06/01
発表では活発な質疑応答が交わされた
医学部と健康学部が昭和薬科大学と共同で展開している「多職種連携チーム医療演習」が、4月27日と5月11日に同大学で行われた。医師、看護師、ソーシャルワーカー、薬剤師を目指す学生が各職種の役割を理解し、多職種連携による医療を実現するための知識や技能、態度の修得を目指す授業。医学部医学科5年生と看護学科4年生、健康学部健康マネジメント学科3、4年生、昭和薬科大学薬学部6年生の計340人が演習に臨んだ。
学生たちは、各学科の学生が混在する40チームに分かれ、教員をファシリテーターとして、あらかじめ指定された患者の事例について討議。多様な視点から治療やケアの方法を検討し、結果を発表した。医学科の学生は、「専門職としての責任とコミュニケーションの大切さを再認識しました」と振り返り、看護学科の学生は、「看護師は、患者さんと医療者をつなぎ、医療チームの潤滑油にもなれると感じました」とコメント。健康学部の学生は、「よりよい支援方法を提案できるよう知識を深めたい」と話した。運営責任者を務めた伊勢原教育計画センターの濵田昌史センター長（医学科教授）は、「討論の内容をさらに掘り下げ、自身の成長に生かしてほしい」と語った。
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