News:学生
2020年5月1日号
デザインで禁煙を推奨
【湘南】学生がグラフィックを制作

湘南校舎の6号館中庭の壁面に3月23日、「TOKAI喫煙注意プロジェクト」によるグラフィックが施工された。

同プロジェクトは、学生や教職員のQOL向上を目的に昨年度発足した「東海大学KENKOプロジェクト」の「禁煙推進ワーキング」の一環。指定喫煙所※ではない場所での喫煙や吸い殻のポイ捨てが目立つことから、視覚的に喫煙マナー向上と禁煙を促そうと、教養学部芸術学科デザイン学課程の池村明生教授と同課程3年生=当時=の山田和佳さん、渡辺柊さんがデザインを担当した。

高さ約2メートルのグラフィックは6種類あり、「タバコ20箱、我慢したら次のライブ行けるよ!」「タバコやめれば、消臭スプレーも要らない!」といったメッセージと組み合わせた。渡辺さんは、「留学生にも伝わるようピクトグラムも用いています。秋学期には、多様な統計情報を視覚的にわかりやすく表現するインフォグラフィック制作の授業を履修していたので、学んだ知識と経験を生かすことができた」と充実の表情。山田さんは、「タバコを一切吸わないよう促すというよりは、喫煙が私たち学生の日常にどんな影響を与えるのか、 回数を減らすことでどんなメリットがあるのかを伝えたかった。このデザインを見て、喫煙者一人ひとりが自分で判断してもらえれば」と語った。

指導にあたった池村教授は、「6号館の教室からも見渡せる位置とサイズなので、多くの学生の目に留まる。デザインした2人にとってはいい実践経験にもなった」とコメント。また、KENKOプロジェクトの委員長を務める健康学部の堀真奈美学部長は、「訴求にはデザインの役割がとても大きいと考え、池村教授と学生に協力を依頼しました。今後もQOL向上に向けて全学的な連携を進めていきたい」と語っている。

※東海大学では4月1日より、新型コロナウイルス感染症の緊急対策として全校舎内が全面禁煙となり、指定喫煙所は現在封鎖されている。

 
(写真) 6種類のグラフィックに描かれているシルエットは、山田さんと渡辺さんをはじめデザイン学課程の学生がモデルとなっている