News:学園
2021年7月1日号
宇佐美名誉教授らが参加
全国でつながる聖火リレー

陸上競技部の監督・部長を歴任した宇佐美彰朗名誉教授が6月5日に新潟県燕市で行われた東京2020五輪聖火リレーで聖火ランナーを務めた。

宇佐美名誉教授は、新潟県西蒲原郡吉田町(現・燕市)出身。日本大学在学時から長距離ランナーとして活躍し、68年のメキシコ五輪から3大会連続で男子マラソンの日本代表に選出された。現役を続けながら、72年には東海大学体育学部助教授に就任し、引退後の77年から陸上競技部監督として後進の育成に尽力した。2009年に名誉教授になった後は、「宇佐美マラソン・スポーツ研究室」を主宰するなど、全国でマラソン指導・講演活動を続けている。

「聖火リレーは、私にとって単なる前哨行事ではない」と宇佐美名誉教授。「3大会の五輪に出場し、たくさんのスポーツボランティアと出会いました。スポーツは人と人をつなぐ。私の胸に刻み込まれたこの記憶は今の私の原動力にもなっており、聖火リレーにも同じ意義を感じています」

聖火リレー当日は、故郷・燕市のオープニングランナーを務めた。「最後は少し疲れてしまいました」と苦笑いを浮かべながらも、「新型コロナ禍での開催にはさまざまな考えがあるとは思いますが、アスリートは競技に向けて集中しているはず。東海大で育ち、日本代表として戦う選手たちにはこれまでの努力を信じて戦い抜いてほしい」とエールを送っていた。

なお、5月17日に広島県広島市で開催された聖火リレーでは、大学院体育学研究科を修了したリオデジャネイロ五輪競泳女子200メートル平泳ぎ金メダリストの金藤理絵さんがランナーを務めた。

 
(写真)故郷・燕市のオープニングランナーを務めた宇佐美名誉教授