Column:Interview
2021年2月1日号
【卒業生訪問!】都大路優勝に導く
就任1年目で高校日本一
「今後も陸上界に恩返し」

世羅高校陸上競技部監督 新宅昭二さん(体育学部1992年度卒)

師走の京都・都大路を駆け抜ける全国高校駅伝競走大会。昨年12月20日に開催された同大会男子で、体育学部の卒業生・新宅昭二さんが監督を務める世羅高校陸上競技部が高校日本一に輝いた。

広島市に生まれた新宅さんは小学5年時に陸上競技を始め、箱根駅伝出場を夢見て東海大学に進学した。当時を「選手としては力がなかったので、練習についていくだけで精いっぱい。“やめたい”と思うこともありました」と苦笑いを浮かべる。それでも競技を続けたのは「走ることは自分の人生そのものだった」から。

大学生活の中で、「自分を育ててくれた陸上競技への恩返しをしたい」と指導者になる夢を抱いた。卒業後は広島に戻り、多くの高校で指導にあたった。東海大の後輩たちの活躍は「励みになっていた」と語り、「毎年の正月はテレビの前から片時も離れず、箱根路を駆け抜ける選手たちを応援している。2018年度の大会で初の総合優勝を決めたときには涙が止まらなかった」と振り返る。
 
19年度からは、高校駅伝界の名門・世羅高陸上競技部の部長、翌年から監督に就任した。高校日本一に、「新型コロナウイルス感染症の拡大が続く中でも、選手たちは自覚を持ち、本当に頑張ってくれた」と新宅監督。「これからも、生徒とともに努力を続け、陸上界に恩返しをしたい」と語っている。