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2021年10月1日号
日本とデンマークをつなぎ50周年式典
【ヨーロッパ学術センター】
両国関係者が節目を祝う

昨年度に開設50周年を迎えたデンマークの東海大学ヨーロッパ学術センターの記念式典が、9月1日に東京都・デンマーク大使館と現地をつないで挙行された。式典は昨年中に現地で開かれる予定だったがコロナ禍により延期に。今年は東海大が東京五輪・パラリンピックの開催期間中、大使館で開かれた同国の文化などを紹介するパビリオンに出展したことなどから、大使館の協力を得て行われた。

同センターは日本とヨーロッパ諸国との学術・文化交流を促進することを目的に、デンマーク政府文部省(当時)の協力で1970年にコペンハーゲン市郊外に開設された。シンポジウムやセミナー、日本の伝統文化を紹介する行事を開催するなど、長年にわたり教育・研究活動の相互協力を続けている。

式典には、ピーター・タクソ・イエンセン駐日デンマーク大使をはじめとする大使館関係者や山田清志学長、同センター所長の吉川直人副学長(国際担当)ら学園関係者が出席。デンマークの同センターには、東海大名誉博士でもあるベアテル・ホーダー国会議員や宮川学駐デンマーク日本大使らが参列した。

タクソ・イエンセン駐日大使やホーダー議員ら参列者は祝辞とともに、同センターの歴史や交流行事でのエピソードを紹介。山田学長は関係者への謝辞を述べ、「新型コロナのパンデミックにより世界各国でデジタル化が進んだことは、北欧諸国との協力の可能性を広げるきっかけにもなったと感じています。今後は北欧諸国との連携をさらに深めていきたい」と語った。

また、松前達郎総長が寄せた「世の中には解決しなければならない課題がたくさんあることは明らかであり、ヨーロッパ学術センターは今後も世界平和の実現に向けて貴重な役割を担っていくと信じています」とのメッセージを、吉川副学長が代読。式の最後には、東海大とデンマークの交流の歴史を振り返る映像を鑑賞し、参加者たちが思い出話に花を咲かせていた。

 
(写真上)デンマーク大使館の会場にはタクソ・イエンセン駐日大使や山田学長ら学園関係者が出席。デンマークのヨーロッパ学術センターとオンラインでつなぎ、2年越しの式典が挙行された
(写真下)センターでもホーダー議員らが祝辞を述べた