share

学園

2022/07/01

国内航路で3年ぶりの研修航海

「今だからこそ、会いに行こう。新しい自分に、日本に」

東海大学の2022年度「研修航海」の航海計画が、このほど発表された。今回は、来年2月19日に清水港(静岡県)を出港し、小笠原諸島(東京都)や石垣島(沖縄県)、種子島(鹿児島県)など国内各地を巡り、月20日に横浜ハンマーヘッド(神奈川県)に帰港する30日間の航海。7月には東海大学オフィシャルサイトや事前説明会を通じて詳細が発表される。(6月28日記)

 

望星丸と研修学生、団役員ら

研修航海は、学園の海洋調査研修船「望星丸」(国際総トン数=2174トン)で各地を巡る東海大独自の教育プログラムの一つ。全国のキャンパスに在籍する学生から広く研修学生を公募し、参加学生は歴史や文化、自然環境についての理解を実践的に深めながら、教職員、仲間たちとともに協調性を養ってきた。

 

 

 

船上では多彩なイベントが行われる

19年度までは「海外研修航海」として世界各国を巡ってきたが、20年度からの2年間は新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、実施が見送られていた。企画委員会(委員長=山田清志学長)では22年度の再開に向けて、新型コロナ禍でも実施可能な航路を検討。国内航路での再開を決定し、斉木ゆかり団長(語学教育センター教授)や田巻以津香副団長(体育学部准教授)ら11人による団役員が組織された。

スポーツ大会なども開催

「今だからこそ、会いに行こう。新しい自分に、日本に」と題し、清水港を出港後、小笠原諸島や石垣島、種子島を巡り、八代港(熊本県)、広島港、新宮港(和歌山県)を経て横浜ハンマーヘッドに帰港する。世界遺産をはじめとする自然や遺構を巡り、知見を深めながら日本の魅力を再認識することが大きな目的の一つとなっている。

 

 

 


 

航海中の船上では、これまでの航海同様にクラブ活動やスポーツ大会、洋上卒業式なども計画されている。新型コロナ対策として、船内外での密集・密接を避けるべく、募集人数は例年の約75%へと抑制される=下記実施概要参照。

 

斉木団長は、「研修航海は、見渡す限りの大海原をキャンパスに、刻一刻と変化する大自然と触れ合いながら、船内の限られた生活環境で豊かな人間性や人生観を培うことができます。参加学生にはコロナ禍の今だからこそ、あらためて日本を見つめ直す機会にするとともに、新しい生活様式のもと、自身の魅力を再発見してほしい」と語る。概要や事前説明会の日程は、東海大学オフィシャルサイト「研修航海」に掲載される。

 

【実施概要】

■参加資格 東海大学の学生
■募集人数 84人(留学生若干名を含む)
■参加費用 250,000円
※燃油代の動向によっては燃油サーチャージを徴収する場合がある
■問い合わせ
研修航海事務局(ビーワンオフィス船舶担当)
☎0463‒58‒1211(代)

学園記事一覧

2024/04/01

【医学部】学部・病院の発展へ

2024/04/01

【芸術学科音楽学課程】卒業生らが歴史を振り返る

2024/04/01

【医学部付属病院】災害医療に経験を生かす

2024/04/01

【臨空】福岡高の生徒もサポート

2024/02/01

学術・文化・スポーツの多彩な分野の功績たたえ

2024/02/01

【自由ケ丘幼稚園】50周年を祝う記念式典

2024/02/01

【付属病院DMAT】能登半島の被災地へ

2024/02/01

能登地震被災者を支援

2024/01/01

【医学部付属病院】4日にわたる院内訓練で

2024/01/01

【無限の会】卒業生の高校教員が登壇

2023/12/01

【学校法人東海大学】建学81周年記念式典を挙行

2023/11/01

【海洋学部博物館】 海のはくぶつかんシンポで

2023/11/01

【八王子病院】 地域連携で防災訓練

2023/11/01

【学園史資料センター】 デジタル展示がオープン

2023/11/01

【静岡キャンパス】 水害を想定し模擬対策本部を運営

2023/11/01

【静岡翔洋高】ウクライナチームを受け入れ

2023/11/01

付属高校柔道海外研修

2023/10/01

【看護研究会学術集会】コロナの経験を共有し

2023/09/01

来年度の5学部新体制に向けて

2023/09/01

アイスホッケー界で多大な功績

2023/08/01

【甲府高】「望星アリーナ」が竣工

2023/08/01

地域の医療機関と“顔の見える関係”を

2023/08/01

【東京病院・八王子病院】東京都から感謝状

2023/07/01

【TUEC】堀所長 国際財団の評議会に出席

2023/06/01

【後援会】各地で保護者説明会

2023/05/01

東海大学名誉教授記・学校法人東海大学名誉顧問記を授与

2023/04/01

【学校法人東海大学】各部門で組織改編を実施

2023/04/01

【沖縄県校友会】巨人・原監督を激励

2023/03/01

魚類コレクションオンラインで検索可能に

2023/03/01

臨空だより⑦2号館

2023/03/01

【熊本校舎】松前重義賞など授与式を挙行

2023/02/01

【札幌】卒業生が中高生らを指導

2023/02/01

【医学部付属病院】巨人・菅野選手らが

2023/01/01

【学校法人東海大学】第55回健康推進会議

2023/01/01

小説家の辻原登名誉教授が

2022/12/01

【学校法人東海大学】建学80周年記念式典を挙行

2022/12/01

【医学部医学科】石本教授に厚生労働大臣表彰

2022/12/01

地域の祭りに参加し圃場ではヒマワリを収穫

2022/11/01

【学校法人東海大学】リサイクル募金がスタート

2022/11/01

臨空だより⑥農学教育実習棟

2022/10/01

柔道を通じた多彩な国際交流

2022/10/01

救急・集中医療に対応する高水準の認定看護師を育成

2022/10/01

学園のスケールメリット生かす

2022/09/01

【医学部付属病院群】医療チームを小笠原村に派遣

2022/08/01

【2022年野球殿堂入り特別展】

2022/07/31

静岡地区の連携を深める

2022/07/01

【野球殿堂入り表彰式】松前重義博士の功績を顕彰

2022/06/01

【学園オリンピック】新しい形式で3年ぶりに開催

2022/05/01

【農学部】熊本地震から6年ーー

2022/04/01

新たに6学部を開設 23学部62学科・専攻体制に