News:付属諸学校
2021/07/01 【甲府高】夢や目標を見つけ実現する力を培う
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2021年7月1日号
【甲府高】夢や目標を見つけ実現する力を培う
高大連携の特別講座がスタート

付属甲府高校の「東海大学特別講座」が6月9日から始まった。特進コースBの1年生40人を対象に、東海大のセンター・学部の教員による授業を通して、3年間で幅広い視野や考え方などを培うことが目的。9日は湘南校舎で、23日は甲府高で、スチューデント・アチーブメントセンター(SAC)ゼネラルマネージャーの成川忠之教授が授業を担当した。

甲府高では今年度、東海大の医学部や国公立大学進学を目指す「特進コースA(Advanced)」と、勉強と部活動を両立する「同B(Balanced)」が新設されるなどさまざまな教育改革が行われている。今回の特別講座は、1年時に基礎を幅広く学び、2年時には「SDGs」をテーマにした授業や沖縄地域研究センターでの研修旅行なども計画。3年時には国際交流や政治、地球環境などを学ぶ授業も予定されている。八巻英世校長は、「大学の先生方から高度な知識や技術を学ぶことで、夢や希望を見つけ、目標を実現する力を磨いてほしい」と期待を寄せる。

初回は成川教授が「プレゼンテーション能力の向上とリーダーになるためには」をテーマに講義。「自分が実現したい明確なビジョンを共有することで、仲間は指示をしなくとも主体的に動いてくれるようになる。そのとき、その人はリーダーになる」と語りかけ、ビジョンを共有するプレゼン方法なども解説した。

田頭翼さんは、「言葉の選び方や伝え方次第で相手の心を動かし、印象が変わると感じました」と語り、宮島知巴音さんは、「自分の理想ではなく、チームメートと意見を共有し、部活動全体のビジョンを掲げる必要性を感じました」と続けた。

明確なビジョンを掲げ仲間と共有する

第2回の授業では、各自がA4用紙1枚にビジョンと、得意なこと、助けてほしいこと、具体的な目標をまとめて発表。「全国大会出場」「親孝行をする」「英語を話せるようになりたい」と語る生徒たちに成川教授は、「【なりたい】ではなく【なる】と断言することで明確なビジョンになり、努力できるようになる」「アイコンタクトを意識して」とアドバイスした。

次回は11月にSACの田中彰吾教授が「感情・心の学び」をテーマに授業を担当する予定。研究主任の吉田慎二教諭は、「探究学習の時間を使って学びを深め、プレゼン力も向上させて次の講座につなげたい」と語った。

 
(写真上)イラストも交えわかりやすくまとめた伊東美咲さんは、「紙に書き出すことで思考が整理され、目標や夢を思い出しました。部活と勉強を両立して3年間頑張りたい」と意欲を見せた
(写真下)初回の授業で生徒の意見を聞く成川教授