News:研究
2022/01/01 世界から注目集める新技術
2022/01/01 「デルタ株」の高い病原性と原因変異を特定
2022/01/01 リカレント教育講座がスタート
2022年1月1日号
世界から注目集める新技術
【マイクロ・ナノ研究開発センター】
新分野開拓表彰受賞

マイクロ・ナノ研究開発センターの木村啓志准教授(工学部)がこのほど、「日本機械学会マイクロ・ナノ工学部門 新分野開拓表彰」を受賞。昨年11月9日から11日にかけてオンラインで開催された「マイクロ・ナノ工学シンポジウム」で表彰された。

今回の受賞は、木村准教授が長年にわたって携わる「マイクロ・ナノ工学を技術基盤とする生体模倣システムの開発と創薬分野への応用」の研究が評価されたもの。木村准教授は、さまざまな臓器細胞を培養し、その機能を維持・向上させることができるマイクロ流体デバイスを用いた生体模倣システム「Microphysiological System」の開発に取り組んでおり、創薬分野では動物実験の代替法として注目されている。

これまでの成果をまとめた論文「創薬のためのマイクロ流体技術を用いたオーガンオンチップに関する総説」は、クラリベイト社が運営する世界最大級のオンライン学術データベース「Web ofScience」のPharmacology&Toxicology分野で、2020年度高被引用文献上位1%に選出されたほか、産官学連携で製品化も実現している。

また、日本機械学会の年次大会では複数のセッションのオーガナイザーを務めるなど運営にも携わっている。同学会のバイオエンジニアリング部門との連携事業も推進しており、木村准教授は、「今後も、学内外との連携を深めながら、社会貢献につながる研究成果を生み出していきたい」と話している。

 
(写真)「東海大学の恵まれた研究環境があったからこそ、多くの研究成果を生み出ことができた」と木村准教授