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2020年5月1日号
ティーチング・アワード決まる
2019年度は5人に優秀賞

学生の授業評価アンケートをもとに優れた授業を行う教員らを表彰する2019年度「東海大学ティーチング・アワード」の受賞者が決定。5人が優秀賞に選出された。例年湘南校舎で開かれていた授賞式は新型コロナウイルス感染防止のため中止され、各校舎で賞状と目録が手渡された。

19年度の優秀賞には、文化社会学部広報メディア学科の笠原一哉講師、工学部航空宇宙学科航空宇宙学専攻の池田知行講師、情報通信学部経営システム工学科の大竹恒平助教、農学部応用動物科学科の今井早希助教、国際文化学部地域創造学科の植田俊講師が選出。いずれも今回が初めての受賞となった。

東海大では1993年度から全国に先駆けて学生による授業評価制度を取り入れるなど、教育の質向上を目指す取り組みを展開している。2002年度に導入されたティーチング・アワードもその一環。履修者が20人以上の講義科目を、当該年度の春・秋学期で合計3科目以上担当している教員が対象となる。

教育支援センターが学生を対象に実施する「授業についてのアンケート」の「総合評価平均評価点」「アンケート実施率」等を考慮して学部などが候補者を推薦。合計点が最も高い教員が最終候補者として選出され、大学運営本部を中心とした厳正な審査を経て学長により決定される。

優秀賞に選ばれた5人は、今後、FD活動の一環として、よりよい授業を行うための工夫を学内広報紙などで紹介する予定となっている。

受賞者のコメント
▶笠原一哉講師(文化社会学部)  新聞記者としての経験を生かし、事件や事故には多様な見方があることを、グループ討議を中心とした授業で体感してもらっています。新型コロナウイルスの感染拡大など世界規模の出来事についても、新聞や出版が果たす役割を伝えたいと考えています。

▶池田知行講師(工学部)  学部などが主催するFD研修会での学びや先生方のアドバイスを 積極的に反映させるとともに、学生の気質に合った授業を工夫しています。学生たちに、「知識の引き出し」として生涯にわたって持ち続けてもらえるような充実した内容の授業を目指しています。

▶大竹恒平助教(情報通信学部)  学習のテーマに興味を持ってもらえるよう、日々のニュースや社会問題を授業に取り入れています。グループワークを通じて、知識を「取り入れる」だけでなく「発信」しながら身につけられる環境づくりを心がけています。

▶今井早希助教(農学部)  授業の冒頭で、答えが一つに限定されない問いについて考えたり意見を交わしたりする時間を設けています。「当たり前」と思っている事象の中に知らないことが数多く存在し、価値観の違いや多様性があることを身近に学んでもらえるよう工夫しています。

▶植田俊講師(国際文化学部)  授業では語りすぎず、少しだけ難しい問題を提示して終えることで、学生たちが“もっと詳しく知りたい”などと積極的に学びたくなるきっかけをつくっています。 自分の力で学びを深めていくための「学ぶ技術」が身につくよう、働きかけています。

 
(写真)網野真一札幌キャンパス長(左)から賞状を受け取った植田講師。右は平木隆之国際文化学部長