特集:東海大生200人に聞きました
2021/04/01 2020年度を振り返り遠隔授業はこう受ける!
2021/03/01 東日本大震災から10年
2021/02/01 Q.今年の目標は?
2021年4月1日号
2020年度を振り返り遠隔授業はこう受ける!
昨年5月に東海大学で初めて本格的に導入されたインターネットを活用した遠隔授業。パソコンやスマートフォンなどを用いて受講してきた学生たちは、メリット・デメリットをどのように感じていたのだろうか?4月に入学する新入生へのアドバイスも併せて東海大生100人に聞いた。(学部・学年はアンケート実施当時/構成・編集部)

本紙では、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて遠隔授業が導入された直後の昨年6月から7月にかけて、新しい形の授業について学生100人に調査。9月1日号で結果を紹介した。「遠隔授業でよかったと思うことは?」の問いに、前回69人の「自分のペースで学習できる」、64人の「通学時間をほかのことにあてられる」がともに今回は67人で最も多く、次点も前回35人の「わからないことをすぐに調べられる」が33人と、大きな変動はなかった。

一方、「遠隔授業で困ったことは?」の問いでは、「友人と会えず孤立感を感じる」が62人と前回から10人増えた。「疑問点があっても気軽に聞けず悩むことが多かった」(健康学部3年・女子)、「ずっと家にいるので気分が落ち込む」(情報通信学部3年・男子)と、対面でコミュニケーションをとれないことがストレスになったようだ。中には、「オンライン英会話などの活動に参加することがストレス解消になる」(工学部1年・男子)と、自己流の発散方法を見つけ出す学生も。

次に続いたのは、「授業によって使用するツールが異なるので戸惑う」の54人。「課題の提出方法などが授業によってバラバラなので、新授業支援システムなどをこまめにチェック」(情報理工学部3年・女子)、「履修方法や学生生活で困っていることは先輩や先生に相談する」(海洋学部3年・男子)といった声から、確認作業の重要性もうかがえた。

2021年度は、たとえば湘南校舎では6割以上の授業が対面もしくは対面と遠隔形式の併用で実施される予定。新入生に向けたアドバイスでは、「カメラとマイクのオンオフには注意。先生の声が聞こえない、スライドが表示されないときは早めに伝える」(医学部2年・女子)、「課題が出た教科名をメモして、終わったらチェックを入れるとやり忘れを防げる」(教養学部1年・女子)など、実用的な意見が多く集まった=下参照。先輩たちの狢慮概〞を参考に、遠隔授業に取り組もう!

▼基本的なパソコンの使い方や「Alt + Tab」といった便利なショートカットキーなどを覚えておくと、スムーズに受講できる。また、月末に通信容量が不足しないための対策に加え、実家暮らしの人はイヤホンマイクなどを用意するといい(生物学部3年・男子)
▼カメラ搭載のパソコンを買うなど、しっかり受講できる環境を整えること。また、授業スケジュールや課題などの提出期限を書き留めておく(健康学部3年・女子)
▼パソコンを使いこなせないと困るので、操作に慣れておくべき。また、パソコン購入時にスペックは妥協しないこと。後から買い直している人も多い(観光学部3年・男子)
▼“やることリスト”を作れば、課題が多くても計画的に進めることができる(農学部1年・女子)
▼パソコンの状態がよくないときのために、授業で使用するアプリはスマートフォンにも入れておいたほうがいい(情報通信学部3年・女子)
▼ネットワークトラブルで時間どおり授業に参加できなかったことがあるので、授業開始5分前にはログインしよう(法学部3年・女子)
▼SNSをうまく利用して、少しでも同じ学部学科の友達を見つけて一緒に慣れていくことが大切(教養学部1年・女子)
▼課題やテストの際には見落としがないかよく確認すること。対面と違って文字だけの指示になるので、見落としが致命傷になる(海洋学部3年・女子)
▼事前に友人や家族とWEBビデオ会議システム!!「Zoom」やグループウェア「Teams」をつなぎ、オンラインで自分が発言すると相手にどう聞こえるか、画角はどこまでなのかなどを確認したほうがいい(医学部5年・男子)

 
【学生アンケート調査】●調査期間:2021年3月5日〜16日●調査対象者:東海大学在学生(湘南校舎:40人、代々木校舎:5人、高輪校舎:9人、清水校舎:16人、伊勢原校舎14人、熊本校舎:6人、札幌校舎:10人)●調査回答数:100人●調査方法:東海大学新聞WEB版のアンケートフォームから回答を得る。