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2017/12/01 東久邇宮文化褒章を受章
2017/10/01 全日本サーフィン選手権V
2017/09/01 第59次南極越冬隊の一員に
2017年12月1日号
東久邇宮文化褒章を受章
日本文化をアラビア語で発信 両国交流の懸け橋に
リーム・アルナキビさん
(工学部電気電子工学科4年/アラブ首長国連邦出身)


芸術・文化・福祉などの分野で国際協力や社会貢献に尽力した人物に贈られる、東久邇宮記念会の「東久邇宮文化褒章」を11月3日に受章したリーム・アルナキビさん。17日には、駐日アラブ首長国連邦(UAE)大使館のサウード・アルテネイジ領事部長から記念の花束が贈られた。

SNSを使って日本文化や観光地の情報をアラビア語で発信しているほか、昨年と今年にUAEで開かれた国際展示会「Najha Exhibition」で日本文化を紹介するなど積極的な活動を展開。中東諸国への進出を希望する化粧品や食品メーカーのアドバイザーを務めるなど積極的な活動が評価された。中東諸国出身の女性として初めての受章に、「日本に来て6年。ずっと心配をかけてきた両親に大きなプレゼントを贈れることがうれしい」と語る。

日本との出会いは、中学生のころ。「日本語の美しさに魅せられ、勉強を始めたのがきっかけ」と語る。東京の日本語学校で2年間学んだ後、母国UAEでは優秀な人材は医学か理工系の需要が高く、中東出身の女子学生も多いことから東海大に進学した。

2年時には第47回海外研修航海に、3年時にはハワイ東海インターナショナルカレッジでの英語研修に参加するなど大学を大いに活用。そのかたわら、日本語検定を受験し、着物の着付けや手話も学んでいる。「旅行先では新しい人や自分と出会える。今まで30をこえる都道府県を回ったけれど、どこも素晴らしい」と笑顔を見せる。

卒業後の目標は、両国の懸け橋になること。「仕事をしつつアラビア語の手話も学び、手話通訳もできるようになりたい」

 
(写真)卒業研究ではカーボンナノチューブに関する研究に取り組んでいる