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2019年7月1日号
くまもと環境賞を受賞
長年の環境保護活動に評価

熊本校舎で活動するチャレンジセンター「阿蘇は箱舟プロジェクト」が、熊本県が環境保護活動に取り組む団体や個人を表彰する「くまもと環境賞」の自然共生賞を受賞。6月19日に熊本県庁で開かれた表彰式にメンバーらが出席し、蒲島郁夫県知事から表彰状が贈られた。

熊本県・阿蘇地域を対象に、絶滅危惧種のチョウであるオオルリシジミの生息環境や希少な植物を守ることを目的に活動を続けている同プロジェクト。結成された2012年度から継続して年3から5回程度、学生たちが現地で除草活動を実施している。また、専門家と協力してオオルリシジミの個体数調査や不法捕獲を防ぐパトロールにも取り組んできた。今回の受賞は、これらの活動を長期的に継続している点が評価されたものだ。
 
表彰式には今年度リーダーの本田将大さん(大学院農学研究科2年)と18年度リーダーの古賀存さん(同)、プロジェクトのアドバイザーを務める村田浩平教授(農学部)、岡田工教授(チャレンジセンター長)が出席。本田さんと古賀さんが蒲島知事から表彰状と副賞の目録を受け取った。
 

席上、蒲島知事から「今後の活動の展望は?」と質問され、本田さんは、「農学部生は、16年に発生した熊本地震の影響で学びの場を熊本校舎に移しました。しかし、阿蘇地域とのつながりを維持しようと南阿蘇村などの放牧農家で牧柵の修繕活動にも取り組んでいます。震災からの復興支援活動もさらに充実させていきたい」と答えていた。
 
本田さんと古賀さんは、「熊本地震の影響で阿蘇地域を訪問することすら困難なときにも活動してきた先輩たちが多数いました。表彰は歴代のメンバー全員に贈られたもの」と感慨深そうな表情を見せ、「新メンバーの募集にも力を入れて、総勢135人の大所帯になりました。オオルリシジミの保護はもちろん、さらに活動を充実させていきます」と抱負を語っていた。
 
「学生主体で続けてきた取り組みが評価された。今後もほかのキャンパスの模範となるような活動を展開してもらいたい」と村田教授。岡田教授は、「このプロジェクトには湘南校舎の学生も15人ほど所属し、年に数回熊本で現地の学生と除草活動に取り組んでいます。キャンパス間連携のモデルとなるよう今後もしっかりと協力体制を強めてほしい」と期待を寄せていた。

 
(写真上)蒲島知事(中央)からは阿蘇地域での活動継続に向けた期待も語られた
(写真下)団体の活動について本田さんが紹介