News:研究
2017/12/01 第1回ファッションローシンポ
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2017/10/01 再生医療に役立つ新知見を発見
2017年12月1日号
第1回ファッションローシンポ
衣服やデザインの知的財産を考える

総合社会科学研究所知的財産部門が11月11日に高輪校舎で、「第1回ファッションローシンポジウム『RUNWAY to the LAW』」を開催した。日米のファッション業界の現状や、衣服のデザインはどの知的財産権で保護するのか、インターネットなどの台頭による課題を話し合うことが目的。ファッション業界や法律業界の関係者、メディア、大学教員ら約220人が参加した。

初めに山田清志学長があいさつし、続いて第1部実務の部「ファッション実務最前線」に4人が登壇。それぞれ会社の概要や業務内容を紹介し、ルイ・ヴィトン ジャパン衙〔撹長のジェームス・モイニハン氏は、「日本で発見される模倣品の90%が中国産です。製造だけでなく販売、流通などあらゆる視点から対応しなければいけない」と説明。知的財産権保護のために自社製品は中国では生産していないと紹介した。

第2部法律の部「日米英のファッション保護の現状」にも4人が登壇し、総合社会科学研究所の角田政芳所長は、「洋服や刺繍のデザインなどに著作権はないという判例が多い」といった例を挙げ、日本におけるファッションデザイン・ブランドの保護について語った。

第3部では登壇者全員でパネルディスカッション「ファッションローはファッション業界の発展に貢献できるか」を実施。クールジャパン機構代表取締役社長の太田伸之氏が、爐砲擦發里肇僖リの問題〞に触れ、「昔はパリコレの写真には解禁日がありましたが、今は1分後には全世界に配信されるネットの時代。発表する側の保護も考えていかなければいけない」と話し、質疑応答でも活発な意見交換が行われた。

 
(写真)パネルディスカッションではそれぞれの立場から意見が交わされた