News:教育
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2020年1月1日号
学生が自主研究の成果を発表
工学部イノベーション・ディ

大学で学んだ知見を生かして学生が自主的に調査した成果を発表する「工学部イノベーション・ディ」が、昨年12月13日に湘南校舎で初めて開催された。
 
工学部では、学生の自主的な発想に基づく研究活動を奨励する「学生自主研究奨励」と、企業から出された課題にグループで挑み、解決策を提案する「建築・土木ものづくりサミット」を展開している。今回の催しでは、これらの取り組みに参加した学生が成果を発表した。
 
大山龍一郎学部長は、「学びは本来、人々の内面からわき出す興味・関心がベースになるもの。自発的に学び、研究している学生を応援し、さらなる成長を手助けする機会を設けたいと考えた」と語る。
 
自主研究奨励では、医用生体工学科の学生が人工心肺と電気メスの医療事故を比較・分析した研究や、乳がん検診についてアンケート調査を行った結果を発表。航空宇宙学科の学生は小型のマイコンを使った無人機の無線操縦に関する研究を報告するなど、専門分野を生かした研究が報告された。また、ものづくりサミットでは、「外国人観光客の日本の歩き方」(日本コンクリート工業)と「アルミ形材を使用した防災用品を作ろう!」(サンアルミ建材)のテーマで、学生たちが取り組んだ成果を発表した。そのほか、動力機械工学科の1年生が入門ゼミナールで設計・製造したゴム動力自動車の優秀作品と建築学科の学生有志サークル「MAC」の活動も紹介された。

また、最新の分析機器について学ぶ機会として、教員有志が結成している「分析・評価手法懇話会」主催の講演会も実施。さまざまな分子の大きさを測定できる動的光散乱法について、大塚電子の橋田紳乃介氏が講演した。
 
参加した学生たちは、「この催しがあったからこそ、自分なりに調べたことをまとめようと思えた。発表したことで、達成感も味わえました」と語る。運営を担当した淺香隆学部長補佐は、「今後も学生や教員が相互に交流し、切磋琢磨して刺激し合う環境をつくっていきたい」と話している。

 
(写真)来場者に成果を発表する学生たち