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2018年7月1日号
野外彫刻の保存を考える
平塚市美術館でシンポジウム

平塚市美術館で6月17日に、野外彫刻の保存と活用に関するシンポジウム「湘南ひらつか野外彫刻展のゆくえ 岐路に立つ彫刻」が開催された。

平塚市各地には、1993年に開催された「湘南ひらつか野外彫刻展」の入選作品が各所に設置されている。今回の催しはその保存状況と今後の活用について、彫刻展入選作品の作者や市の職員、市民と議論することを目的に課程資格教育センターが企画したもの。

平塚市役所周辺で野外彫刻の見学ツアーも行い、参加者は保存状況や周りの自然環境などを確認してからシンポジウムに訪れた。

第1部では、彫刻関係の有識者や平塚市の職員らが登壇し、野外彫刻展の当時の様子と25年経った現在の作品の状態などを報告。第2部のパネルディスカッションには彫刻家8人が登壇し、作品に込めた思いや、破損箇所の修繕に向けた要望が語られた。彫刻家の戸田裕介氏は、「作品は作者よりも長生きするので、保存には市民や行政の皆さんの協力が不可欠です。お互いに定期的に連絡をとることで、ゆるやかにメンテナンスをしていければ」と、参加者に呼びかけた。

同センターの篠原聰准教授は、「東海大では秦野市の野外彫刻のメンテナンスに協力しているので、平塚市でも市民の皆さんと一緒に活動していきたい」と語った。
 
(写真)多くの参加者が集まり意見を交わした