News:教育
2019/07/01 日本初のパラリンピックに迫る
2019/07/01 健康学部開設1周年記念シンポジウム
2019/06/01 新入職員実践型ワーキング研修
2019年7月1日号
日本初のパラリンピックに迫る
特別企画セミナーを開催

湘南校舎で6月12日に第1回東海大学特別企画セミナー「パラリンピック―その軌跡と役割〜新発見 パラリンピックのルーツは『箱根』にあった!〜」が開かれた。来夏に控えた東京オリンピック・パラリンピックに向けた教育活動の一環。当日は、学生や教職員ら約700人が来場した。

今回のセミナーでは、1964年に開催された東京パラリンピックについての番組を制作した日本放送協会横浜放送局放送部総括副部長(報道)の花岡信太郎氏が講師を務めた。
 
64年の東京パラリンピックについて、「63年に日本初のパラリンピック開催が決まったものの、国内ではまだ障がい者スポーツが普及していなかった」と紹介。「代表選手がなかなか見つからない中で、日本政府は日露戦争で手足を失った傷病兵を収容するために建てられた『箱根療養所(現・箱根病院)』の入所者に白羽の矢を立てた」と説明した。
 
選手たちは各種目の初心者だったものの、練習を重ね、卓球、水泳、フェンシング、重量挙げ、洋弓などで銀メダル4個、銅メダル3個を獲得。「初めは障がいを負っていることを周囲に知られることに抵抗がある入所者も多く、参加に前向きではなかったようです。しかし、各種目の練習を重ねる中で生き生きとスポーツ、そして人生を楽しむようになったことが取材を通じてわかってきました」と話した。来場者からは、「湘南校舎からも近い箱根が日本のパラリンピックとつながりが深い場所と知り驚いた」「メダルを獲得するまでには想像できないほどの努力があったと思う。次の東京パラリンピックでは私も選手たちのサポートができたらと感じた」といった声が聞かれた。

 
(写真)体育学部や運動部の学生らが多数来場