特集:東海大生200人に聞きました
2019/01/01 東海大の奨学金を活用しよう
2018/12/01 ネット通販、使ってる?
2018/11/01 自分なりの利用方法を考えよう
2019年1月1日号
東海大の奨学金を活用しよう
18年度から制度を変更

東海大学では今年度から奨学金制度の内容を変更した(2017年度以前の入学生は従来の制度を適用)。一部奨学金の金額を下げて採用枠を増やしたほか、大学入試センター試験利用入試(前期)で合格した成績優秀者に奨学金を給付する「学修サポート給付型奨学金」なども新設された。学生たちは東海大独自の奨学金制度についてどのように考えているのだろう。学生200人に聞いた。 (構成・編集部)

「東海大学の奨学金制度に応募したことがありますか? または応募したいですか?」と質問したところ、「応募したことがある」と答えた学生が45人、「応募したことはないが応募したいと思っている」が42人、「応募する気はない」は113人という結果になった。
 
「したことがある」または「したいと思っている」と答えた学生が、応募した(したい)奨学金は、「ワークスタディ奨学金」(17年度までは「勤労奨学金」)が21人で最も多かった。大学内で働きながら学ぶ学生を支援するこの制度の利用者からは、「職員の方々と働く経験は勉強になることが多い」(生物学部4年・男子)といった声が上がる。お金だけではなく貴重な経験ができることも、学生から人気を集める理由になっているようだ。

まずは調べることから 自分に合う制度を活用 

奨学金制度に対する要望は、「金額は少なくても、採用枠を増やしてほしい」が71人でトップ。その一方で、「奨学金を受けたいが、その後の返済が不安なので改善してほしい」(工学部1年・男子)、「返済に苦しむ社会人についての報道を見ると、受けずにいた方がよいと感じる」(観光学部2年・男子)といった回答も目立った。
 
「奨学金=返済義務がある」と考えている学生も多いようだが、東海大の奨学金は「応急奨学金」(家計の急変で学業の継続が困難になった第5セメスター以上の学生が対象)などを除き、多くが返済不要の給付型となっている。
 
一見、複雑そうに見える奨学金制度だが、活用すればより充実した学生生活を送ることができる。まずは東海大のオフィシャルサイトや、各校舎の学生課や、教学課の窓口を訪ねて、自分にあった制度を見つけてみては?

Monitor’s Voice 大学で働きながら「社会勉強」
中山雅紀さん(文学部2年) 高橋陽也さん(理学部1年)

今回のアンケートで学生から支持が高かった「ワークスタディ奨学金」(勤労奨学金)。キャンパス内で働きながら学び、奨学金を受けられるこの制度に採用され、湘南校舎の入試広報課で働く中山雅紀さんと高橋陽也さんは、ともに「大学に入る前からこの奨学金を知っていて、学費を支援してもらえるだけでなく、社会勉強にもつながる」と応募したという。
 
中山さんは、「職員の皆さんの業務を手伝ったり、湘南校舎を訪れた高校生に大学の魅力を伝えたりするのが主な仕事です。オープンキャンパスが近づくと大学を紹介するスライドショーやポップを作って準備し、当日はステージに上がって大学生活について講演することもあります。人前に立つのが好きなので、とても楽しく働いています」と日々の業務内容を語る。
 
ワークスタディ奨学金を受ける学生たちは授業の空き時間などを使って働くことが多く、1時限目と3時限目に授業が入っていた場合、2時限目だけ業務に就くこともできる。学業とのバランスも取りやすく、「サークルやほかのアルバイトもしています。自分の時間を有効活用しながら働くことができています」と中山さん。
 
高橋さんは、「始める前は少し不安もありましたが、職員の皆さんや一緒に働く学生たちが親身になって業務内容を教えてくれる。学部をこえて、先輩たちと働くこともとても勉強になります。業務時間内には、高校生にわかりやすい説明ができるようにプレゼンテーションの練習もします。在学中はもちろん、社会に出てからも生かすことのできるよい経験が積めています」と話している。

(写真)取材当日、高橋さん(左)は、「これから中山さんとキャンパス内を回りながら、高校生に大学の魅力を説明する練習をします!」と意気込んでいた


学生たちの声から
Q.東海大学が設定する奨学金について思うことは?
▶ 成績優秀者に奨学金が付与されることは知っていたけれど、それ以外にも種類があることは知らなかった(体育学部4年・女子)
▶ 学びたいと思う人にきちんといきわたるといい(農学部4年・男子)
▶ お金は何をするにも必要なので、少しでも援助してもらえるのはありがたい(情報通信学部2年・男子)
▶ さまざまなことにチャレンジする機会を提供してくれる制度なので、助かっている(健康科学部2年・男子)
▶ 学部奨学金の存在を知ってから、今まで以上に学業に力を注ぐことができた。何かの励みになる制度は学生にとってとても魅力的(理学部4年・女子)
▶ 研究や実習でアルバイトをする時間がない学生にとって奨学金は貴重な存在(海洋学部4年・男子)
▶ もう少し採用枠を増やしたり、選考基準を緩和したりしてほしい(生物学部3年・男子)
▶ 個人の夢や努力が認められる奨学金制度になってほしい(海洋学部2年・男子)
▶ 課外活動を評価する奨学金制度をつくってほしい(情報通信学部3年・男子)
▶ 奨学金をわかりやすく説明してくれるサイトがほしい(教養学部3年・女子)
▶ 奨学金の返済に関するニュースなどを見ると、両親にお金を全額出してもらっている自分は本当に恵まれていると感じる(観光学部3年・男子)

 
【学生アンケート調査】●調査期間:2018年11月20日〜12月13日●調査対象者:東海大学在学生(湘南校舎:132人、代々木校舎:5人、高輪校舎:7人、清水校舎:17人、伊勢原校舎:14人、熊本校舎:10人、札幌校舎:15人)●調査回答数:200人●調査方法:ヽ慇献皀縫拭爾謀豎ぢ膤愎景WEB版のアンケートフォームから回答を得る▲ャンパス内でアンケート用紙を直接配布、またはWEB版にアクセスしてもらい回答を得る。