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2019年5月1日号
【第50回海外研修航海】イースター島を初訪問
洋上のキャンパスで友情培う

南太平洋の島々を巡り47日間の旅路を終えた「第50回海外研修航海」の研修団は、3月27日に小麦色の肌で横浜に帰港した。今回は成田空港から日本を発ち、2月9日にフランス領ポリネシア・タヒチ島で望星丸と狢侈稔瓠3憧鷙礎呂罵座腓兵然と伝統文化に触れ洋上のキャンパスならではの学びを深めた。 ※学年・肩書は当時

タヒチでは到着日に船内で出港式が行われ、松前義昭理事長ら学園関係者も出席。50回の節目を記念して同窓生らを対象に実施された「望星丸 サモア/タヒチ体験航海」の参加者と合流し、船上パーティーが開かれた=本紙3月1日号既報。

2月20日には、長い歴史の研修航海で初めてチリ共和国領・イースター島に上陸。研修団は島内に点在するモアイ像を見学したほか、石灰石でモアイ像の人形づくりにも取り組んだ。副学生長の市村千佳さん(工学部4年)は、「テレビや本でしか見たことがなかったモアイ像を生で見られたことは一生忘れません。滞在日数は短かったけれど、とても印象的な寄港地だった」と振り返る。

サモアでは大学を訪問 華やかな洋上卒業式

続いての寄港地サモア独立国・アピアでは、3月8日にサモア国立大学で交流会が開かれた。歓迎のセレモニーが行われた後は、両国の学生が伝統文化を取り入れたダンスを披露。学生長の小菅穂菜水さん(観光学部4年)は、「サモアに着くまでほぼ毎日練習してきたので、本番では感極まって涙が出そうになりました」と語る。

その後は赤道を通過し、最終寄港地のミクロネシア連邦・ポンペイへ。堀江良一駐ミクロネシア連邦日本国特命全権大使を招いた講演会が行われ、環境や医療分野での課題が語られた。学生たちは熱心にメモを取りながら海外の問題に向き合った。

寄港地の研修をすべて終えて日本に向けて進む中、21日には望星丸の甲板で洋上卒業式が挙行された。「1年時の研修航海ですてきなイベントだと思い、自分も洋上卒業式で送られたくて参加した」と、思い入れの強さを語る小菅さんをはじめ、4人の女子学生は袴を着て式典に出席。また、大学院医学研究科を修了した団役員の金伯士助教(医学部付属病院)に、
洋上卒業式では初となる博士(医学)の学位が授与された。

船内では、お別れ会や船内の備品整理など帰国の準備が進み、27日に横浜港に到着。学生たちは別れを惜しみながらも、再会の約束をして帰路につく。3年連続で研修航海に参加した副学生長の結石将太さん(海洋学部3年)は、「“研修団全員が楽しむ“という目標が達成できた航海でした。これまで参加した航海の中で最も強い絆を培えた」と笑顔で振り返っていた。

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(写真上)“絶海の孤島”イースター島に上陸し、島内に点在するモアイ像を見学
(写真中)サモア国立大では、和傘などを用いたダンスを披露
(写真下)ポンペイでは水上都市跡の遺跡へ
(図)研修団はタヒチから望星丸に乗船し、各寄港地を巡った(日付は現地時間)