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2019年4月1日号
女性団員初の応援団長に就任
応援団 飯島里奈さん(健康科学部4年)

「女性だからという理由で、応援で負けたくない」。応援団で創部初の女性団長に就任した飯島里奈さんは、真っすぐな目で語る。 

付属相模高校に入学したときに、部活動紹介で見た同校応援委員会の女性団長に憧れて応援の道へと進んだ。先輩の姿を追い続け、練習に励んだ。 
 
3年時の夏には野球部が全国高校野球選手権大会に出場。阪神甲子園球場のアルプススタンドから選手たちにエールを送り、決勝では仙台育英高校に勝利。高校日本一を涙ながらに見届けた。 

「大学でも歴史に残る瞬間に立ち会いたい」と進学後も湘南校舎の応援団に入部。主に伊勢原校舎で授業を受けるが、週に3回は湘南に通い、応援の練習や厳しい体力づくりに励む。
 
「“女性だからできない”と言われたくなかった。どんなことがあっても、あきらめないことや笑顔を絶やさないことを常に意識している」
 
今年1月に行われた東京箱根間往復大学駅伝競走では沿道で学生節や鶴の舞、東海マーチなどを披露。声をからしながら、陸上競技部駅伝チームの初優勝を後押しした。 

「東海大を応援する人たちとともに熱いエールを送ることができました。多くの人と一緒に盛り上がれることこそ応援の醍醐味」
 
箱根駅伝後に団長を引き継いだ。さらに全国16大学が加盟し、毎年11月の連盟祭といった大学応援団の文化を伝える合同イベントなどを主催する全日本学生応援団連盟の委員長にも就任した。
 
どちらも女性が務めるのは初めてだ。
 
「歴史をつくれてうれしい。これからも選手たちを応援するのはもちろん、今はまだ人数の少ない女性団員が増えるような活動もしていきたい」

(取材=南雲小夜花・文学部4年)

 
(写真)陸上競技部駅伝チームや野球部などの試合で声をからしながらエールを送る