特集:東海大生200人に聞きました
2018年12月1日号
ネット通販、使ってる?
長所と短所を知って賢く利用

インターネットを通じて商品やサービスを購入するネット通販(インターネット・ショッピング)の利用者が急増している。総務省が2015年に実施した「家計消費状況調査」によると、ネット通販を利用した世帯の割合は02年の5・2倍に増加している。スマートフォンで、いつでもどこでも簡単に買い物ができる便利なネット通販だが、一方では、悪質な業者による被害も報告されている。学生たちはネット通販についてどう考え、どのように利用しているのだろうか。東海大生200人に聞いた。(構成・編集部)

「ネット通販を利用していますか?」の問いに、「利用したことがない」と答えた学生はわずかに8%。9割をこえる学生が一度は使った経験があるという結果が出た。

「よく利用する」「ときどき利用する」と答えた学生は73%で、使う理由として、「店舗に行かずに済む」「24時間いつでも買える」「欲しいものがすぐに探せる」の3つが上位に。勉学やアルバイトで多忙な中、好きなときに必要なものを買えるという利便性が受けているようだ。また、「店舗よりも安く買えた」(国際文化学部2年・女子)、「交通費を考えなくていい」(文学部4年・女子)など、経済的なメリットを挙げる学生も。購入品で最も多いのは、「衣類、靴、アクセサリー」=下記ランキング参照=だが、「服のサイズが違った」(工学部1年・男子)といった回答も複数あった。

一方、「積極的に利用しない理由」として多かったのは、「店舗で実物を見て買いたい」で31人。「決済方法やセキュリティーが不安」との回答も22人いる。実際に、「お金だけ取られて商品が届かなかった」(経営学部4年・女子)という学生もおり、利用の際には、事業者情報や決済方法の確認が必須だ。

便利なネット通販だが、「思っていたよりお金を使ってしまった」(文学部3年・女子)という声も。また、商品の比較サイトなどのサービス向上により、ひたすら商品を探し続ける「検索中毒」の問題も指摘されている。ネットで買うか、店舗で買うか―。双方の長所と短所をしっかりと理解した上で、安全に賢く買い物を楽しみたい。

学生たちの声から
Q. ネット通販を利用してよかったこと、困ったことは?
▽自宅周辺に店がない場合、店まで行く交通費を考えると安いので、ネット通販はよく利用する(政治経済学部3年・女子)
▽近隣の店で完売していても、ネット通販だと買える。届くまで待っている時間もわくわくする。裏切られることもあるが……(情報通信学部1年・男子)
▽実際の商品を見られないので、思っていたものと違うときは困った(医学部1年・女子)
▽ネット通販の登録が難しくて、途中でやめてしまった(体育学部1年・女子)
▽最近はネット通販のほうが店よりも安いので、使う頻度が増えている。レビューをよく見て買えばよい商品が安く買えるし、重いものを自宅に届けてくれるのもうれしい(農学部2年・女子)
▽商品の種類が少ない田舎でも選べるのでネット通販はありがたい(基盤工学部2年・男子)
▽ネット、コワイ……(教養学部3年・女子)
▽すぐに欲しいものが手に入り、貯まったポイントで買い物ができるので活用している(工学部2年・男子)
▽サイズが合わなかったり間違えて買ってしまったりしたときの手続きは面倒だが、気に入るものを店で探す時間がないので、やむを得ずネットで購入している(健康科学部3年・男子)
▽ネット通販で買った服の生地が想像以上に薄くて、着る機会がなかった(文化社会学部1年・女子)
▽授業やバイトで忙しくて営業時間内に店に行けないことが多いが、ネット通販ならいつでも注文できるうえに、最近はコンビニでも商品を受け取れるので便利(情報通信学部3年・男子)
▽ネット通販の手数料が予想以上に高かったことがある(文化社会学部1年・女子)
▽洋服に関しては、店舗で買うほうがサイズや色を確認できるので困らない。店員さんとも仲良くなれる(工学部2年・男子)

 
【学生アンケート調査】●調査期間:10月5日〜17日●調査対象者:東海大学在学生(湘南校舎:133人、代々木校舎:6人、高輪校舎:10人、清水校舎:11人、伊勢原校舎:15人、熊本校舎:14人、札幌校舎:11人)●調査回答数:200人●調査方法:ヽ慇献皀縫拭爾謀豎ぢ膤愎景WEB版のアンケートフォームから回答を得る▲ャンパス内でアンケート用紙を直接配布、またはWEB版にアクセスしてもらい回答を得る