News:ひと
2018年2月1日号
新たな研究分野 特撮ツーリズム
長寿コンテンツを観光資源に
二重作昌満さん(大学院文学研究科博士課程後期)

怪獣、ヒーロー、戦隊シリーズ―日本で長く愛されてきた特殊撮影映像作品(特撮)が観光資源になる現象狷短ツーリズム瓩鮓Φ罎靴討い訛膤惘(験惴Φ羃頁郢硫歡後期の二重作昌満さん。

特撮ツーリズムは、日本初の特撮映画『ゴジラ』が公開された1954年以降の約62年の間に実施された、特撮映像作品を活用したイベントや商業施設などの観光現象を指す。

「観光学部でコンテンツツーリズムについて学び、自分の好きな特撮もアニメや漫画のように観光資源になるのではと思った」と、新たな研究分野を開拓した経緯を語る。デパートの屋上や遊園地で開かれるヒーローショーのパンフレットも、資料として数多く保管。「以前、JRの各駅でウルトラマンのスタンプラリーが開催されたときには、60以上あるすべての駅を巡りました」と、実地調査も全力で行う。

時代によって変わるイベントの内容や開催頻度。それらを「特撮ツーリズムの歴史と変遷」と題してまとめた研究が、昨年12月に日本レジャー・レクリエーション学会研究奨励賞を受賞した。「特撮は世代をこえて愛される長寿コンテンツ。学会発表などを通じて、研究を周知していきたい」
 
(写真)研究奨励賞の賞状と特撮作品の人形を手に、笑顔を見せる二重作さん