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2017年12月1日号
建学75周年記念式典を挙行
【学校法人東海大学】100周年に向けて航海を続ける

今年度、1942年の建学から75周年を迎えた学校法人東海大学の「建学75周年記念式典」が、建学記念日にあたる11月1日に湘南校舎で挙行された。学園では2012年度からこの大きな節目に向けて、松前義昭理事長・副総長を委員長に「学校法人東海大学建学75周年記念事業委員会」を発足させ、多様な取り組みを展開。また、100周年に向けて学園の方向性を示す「学園マスタープラン」も策定され、記念式典で松前理事長から発表された。



湘南校舎2号館大ホールで行われた建学記念式典には、ブルガリアやデンマーク、アラブ首長国連邦などの各駐日大使ら大使館の関係者をはじめ、国内外から多くの来賓が列席。松前達郎総長、松前理事長ら学園関係者、在学生とその保護者、同窓生ら多数が参列した。

松前総長による式辞では、東海大学の母胎となった望星学塾の草創期や無装荷ケーブル通信方式開発に向けた奮闘などを紹介。42年の航空科学専門学校設立から今日の総合大学に至った歴史の一端を語り、最後に、「私学には変えてはならないものと変えてよいものがあります。変えてはならないのは『建学の精神』であり、変えなければならないものは時代の変遷に伴う教育のイノベーションとプロセスです。今後もその方向性に沿った努力が必要です」と語った。

なお、式典中には、教職員の永年勤続者表彰も実施。勤続30年82人、勤続20年92人、合計174人を代表し、勤続20年の瀧澤俊也医学部副学部長に松前理事長が表彰状を授与。勤続30年の荒木朋洋九州キャンパス長(学長補佐・農学部長)が代表謝辞を述べた。

マスタープランを発表 松前理事長が理念語る
式典の冒頭で開式の辞を述べた松前理事長は、学園が総合戦略として策定した「学園マスタープラン」について発表。「『建学の精神』を頂点に学園のあるべき姿をイメージし、学園の資源を最大限に生かしながら、学園共通の戦略実行計画を策定し、達成目標に向かって着実な検証とフィードバックを重ねていく」と展望を語った。

最後には、「協力勇気わが誇り/行途(ゆくて)に暗き雲あるも/進め若人いみじくも/魂(たま)の鼓を打ちならせ」と、学園の創立者・松前重義博士が作詞した東海大学校歌の4番の歌詞を引用。教職員をはじめ、学生や保護者、同窓生らに向けて、「75年の歴史の中で献身的な努力をされた同志の襷を受け継ぎ、教職員一同、マスタープランという羅針盤が示す方向に、勇気を持ち、努力と工夫を惜しまずに協力して向かっていく」と力強く語りかけた。

学園ではマスタープラン策定にあたって、学園の実績を確認し、『先駆けであること』の言葉に、今後に向けた姿勢をより強く伝えるための英語表記『Think Ahead, Act for Humanity』を掲げた。式典でこのメッセージを発表した松前理事長は、「学園にかかわるすべての方々との合言葉にしていきたい」と語った。

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(写真上)学校法人東海大学建学100周年に向けた学園内外へのメッセージとして「先駆けであること〜Think Ahead, Act for Humanity」を掲げた。「学園マスタープラン」を紹介する冊子(2面参照)の最後に望星丸の羅針盤とともに掲載されている
(写真下)建学75周年記念式典では松前総長が、松前重義博士による建学の歴史を紹介した