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2017年10月1日号
【水泳部】7年ぶり女子個人V
日本インカレ 自由形・日下部選手

9月1日から3日まで大阪・東和薬品ラクタブドームで開催された日本学生選手権大会(日本インカレ)の女子400メートル自由形で、水泳部の日下部玲奈選手(工学部4年)が優勝した。同部では金藤理絵選手(大学院体育学研究科修了・ぎふ瑞穂スポーツガーデン)以来7年ぶりの同大会女子個人種目での金メダルとなった。
 
自己ベストを大幅に上回る4分12秒88で頂点に立ち、「奇跡をこえた奇跡」と加藤健志監督(スポーツ医科学研究所准教授)は驚嘆する。これに対し日下部選手は、「誰も私が優勝すると思ってなかった。いい意味で期待を裏切るのがすごく気持ちいい」と笑った。

高校生のころは一度も全国大会に出られず、大学で無念を晴らすため競技続行を決意。もともと興味を持っていた建築の勉強もしたいと考え東海大に入学した。タイムが伸び悩む時期もあったが、その悔しさを糧に練習に励み、入学時はつらかったトレーニングを難なくこなせるようになるまで体をつくり上げた。

そして迎えた最後の日本インカレ。「やれることはすべてやったという自信があったので、これでダメなら運がなかったと思おう」と万全の状態で臨み、「200メートルターンのとき、いつもより調子がよくて『これは勝てる』と思ったんです。体が軽くて、応援してくれる部員の声が聞こえた」と勝利の瞬間を振り返る。

ゴール後はスタンドの仲間や家族に向けて何度もガッツポーズ。「東海大で水泳を続けたことで、指導者や仲間に恵まれ日本一になれた。これまで水泳を続けさせてくれた親に恩返しができてよかったです」

 
(写真)電光掲示板に映る順位を見てガッツポーズ