News:付属諸学校
2017年10月1日号
60周年記念でタイムカプセル開封
【山形高】10年前の自分に会う!

山形高校建学祭の一般公開日にあたる9月2日に、開校60周年記念行事の一環として、2006年に校庭西側の花壇に埋めたタイムカプセルの開封式が行われた。当時の教職員や生徒ら約60人が、10年を振り返りながら旧交を温めた。

「ここだ! あった!」。シャベルの先が何かに当たった感覚に、思わず卒業生が叫ぶ。掘り進むこと数分で見えてきたのは3つの箱。中から銀色のタイムカプセルが取りだされると、周囲から大きな拍手と歓声が上がった。

タイムカプセルを埋めたのは06年10月5日。開校50周年を記念し、当時在籍していた生徒と教職員が「未来への手紙」として10年後の自分へのメッセージを書いた。

卒業生らは、「60年の歩み&『未来への手紙』」と題して企画展示された同窓会室で、掘り出したカプセルを開封。10年前に在職していた教員が卒業生に手紙を手渡した。

定年退職後に同校のフットサル愛好会を指導している沖孝司さんは当時3学年主任。「メッセージを書いた日が昨日のことのよう」と話す。

卒業生らは手紙を見せ合いながら、和やかに歓談。生徒会長をしていた飯田哲也さん(東海大学情報理工学部卒)は、「風景や空気までも思い出した」と懐かしむ。

2年生だった金子龍太郎さん(同政治経済学部卒)は、「子どもが生まれた今、次の10年を考える機会になった」とコメント。1年生だった鈴木(旧姓高橋)由希絵さんは、「今後は毎年同級会を開きたい」と笑顔を見せた。

当時、教頭補佐・教務主任の職にあった阿部吉宏校長は、「多くの卒業生に会えて感激しました。これを機に建学祭を
ホームカミングデーにして皆が集まる場所を作りたい」と語った。

 
(写真上)掘り出されたカプセルを前に笑みがこぼれる
(写真下)「高校時代は楽しかった!」と和気あいあい